福岡・九州で和風パンフレット制作を検討中の方へ。旅館・和食店・観光施設・和菓子・工芸品に合う配色アイデアと、古臭く見せないデザインのポイント、制作前に整理すべき内容を紹介します。
Contents
はじめに|和風パンフレットは「きれいな色」だけでは成果につながりません

和風のパンフレットにしたいけれど、どんな配色にすればよいかわからない」
「高級感を出したいが、古臭く見えるのは避けたい」
「和食店、旅館、観光施設の商品やサービスの魅力を、上品に伝えたい」
このようなお悩みは、福岡・九州エリアの店舗様、企業様、観光関連事業者様からもよく聞かれます。
和風パンフレットの配色は、単に「赤・黒・金を使えばよい」「桜色や藍色を入れれば和風になる」というものではありません。大切なのは、業種、客層、価格帯、伝えたい印象に合わせて、色・写真・文字・余白を一体で設計することです。
たとえば、同じ和風でも、旅館なら落ち着きと格式、和食店なら清潔感と食欲、観光パンフレットなら季節感と地域らしさ、工芸品なら素材感と手仕事の品格が求められます。
この記事では、和風パンフレットに使いやすい配色アイデアを紹介しながら、実際に制作を検討する際に失敗しないためのポイントを解説します。
福岡市内を中心に、北九州・佐賀・熊本・山口など九州エリアで、和風パンフレットやリーフレット、店舗メニュー、観光案内を作りたい方は、制作前の整理にもお役立てください。
和風パンフレットで配色が重要な理由

和風デザインでは、色が持つ印象が非常に大きな役割を果たします。
派手な色を多く使えば目立つパンフレットにはなりますが、和の世界観では「目立つこと」と「品があること」が必ずしも一致しません。むしろ、彩度を抑えた色、余白、紙の質感、写真のトーンによって、静かな高級感を出す方が効果的な場合があります。
特にパンフレットは、Web画面とは違い、紙に印刷して手元に残る媒体です。画面上ではきれいに見えた色も、紙質や印刷方法によって暗く沈んだり、想定より派手に見えたりすることがあります。
そのため、和風パンフレットでは次の3点を意識することが大切です。
◎背景色と文字色の読みやすさを確保すること
雰囲気を優先しすぎて文字が読みづらくなると、パンフレット本来の役割である「情報を伝えること」が弱くなります。
◎メインカラーを決めること
藍色、深緋、利休茶、墨色、生成りなど、パンフレット全体の印象を決める軸の色を設定します。
◎アクセントカラーを絞ること
金色、山吹色、紅色などを使う場合も、ロゴ、見出し、飾り罫など限られた場所に使うことで品よく見せられます。
業種別 おすすめの和風パンフレット配色
旅館・ホテル向け|藍色×生成り×利休白茶

旅館や和風ホテルのパンフレットでは、落ち着き、安心感、上質感を伝える配色が向いています。
おすすめは、藍色をメインに、生成りや利休白茶を合わせる配色です。藍色は信頼感や静けさを演出し、生成りは自然でやわらかな印象を与えます。利休白茶のようなグレイッシュな茶系を加えることで、全体に品のある落ち着きが生まれます。
この配色は、客室紹介、料理紹介、温泉、館内案内など、写真を主役にしたパンフレットと相性が良いです。背景を強く主張させすぎず、写真と文字が読みやすい構成にすると、宿の雰囲気が伝わりやすくなります。
旅館やホテルのパンフレットでは、建物や客室だけでなく、「ここでどのような時間を過ごせるのか」を伝えることも大切です。写真の見せ方、余白の取り方、見出しの言葉を整えることで、読み手に宿泊後のイメージを持ってもらいやすくなります。
実際の仕上がりやレイアウトの参考を見たい方は、観光・店舗向けパンフレットの制作実績もあわせて確認しておくと、制作後のイメージがつかみやすくなります。
和食店・寿司店・仕出し店向け|墨色×白練×金色

和食店や寿司店、仕出し店のパンフレットでは、清潔感と高級感の両立が重要です。
おすすめは、墨色をベースに、白練や生成りを背景に使い、金色をアクセントとして入れる配色です。黒を強く使いすぎると重くなりますが、白系の余白をしっかり確保すれば、料理写真が引き立ち、上品な印象になります。
金色は多用せず、店名、見出し、飾り罫、価格帯の強調などに限定すると効果的です。特にメニューやコース紹介では、写真・価格・説明文の見やすさを優先することが大切です。
和食店の場合、配色だけでなく料理写真の質が集客力を大きく左右します。暗すぎる写真や色が濁った写真では、どれだけデザインを整えても魅力が伝わりにくくなります。
料理の照り、器の質感、盛り付け、背景の色味まで含めて整えることで、「おいしそう」「一度行ってみたい」という印象につながります。
店舗メニューや料理紹介を含めたパンフレットを検討している場合は、店舗メニュー制作の料金目安や、料理写真撮影込みのパンフレット制作についても確認しておくとよいでしょう。
和菓子・工芸品向け|藍色×利休茶×白練

和菓子、茶、工芸品、伝統商品のパンフレットでは、派手さよりも「素材の良さ」「手仕事の丁寧さ」「贈答品としての品格」を伝える配色が向いています。
藍色、利休茶、白練を組み合わせると、控えめでありながら深みのある印象になります。商品写真を大きく見せ、背景はできるだけシンプルにすることで、商品の質感や細部が伝わりやすくなります。
このタイプのパンフレットでは、説明文の言葉選びも重要です。
「こだわり」「伝統」「職人技」といった言葉だけで終わらせず、どのような素材を使い、どのような工程で作られ、誰に届けたい商品なのかを具体的に伝えることで、読み手の納得感が高まります。
また、和菓子や工芸品では、商品そのものだけでなく、包装、箱、店舗の雰囲気、職人の手元などもブランドイメージを作る大切な要素です。
商品カタログやブランドブックとして展開する場合は、単なる商品一覧ではなく、ブランドの背景や作り手の想いまで整理して掲載すると、価格以上の価値が伝わりやすくなります。
観光・地域PR向け|桜色×若草色×空色

観光パンフレットや地域PRでは、季節感と明るさが重要です。
春の観光案内であれば、桜色、若草色、空色のようなやわらかい配色が向いています。秋のイベントや紅葉案内であれば、紅、山吹色、焦げ茶を組み合わせると、季節の情緒が伝わりやすくなります。
ただし、観光パンフレットでは色数が増えすぎると情報が散らかって見えます。写真、地図、見出し、モデルコース、アクセス情報など、掲載要素が多くなりやすいため、配色は整理して使う必要があります。

地域の魅力を伝えるパンフレットでは、「きれいなデザイン」だけでなく、「どこに行けばよいか」「何が体験できるか」「どの順番で回ればよいか」がすぐにわかる構成が大切です。
観光パンフレットや地域PR用リーフレットでは、写真の見せ方に加えて、地図やアクセス情報のわかりやすさも重要になります。
持ち歩きやすいA4三つ折りリーフレットにするのか、情報量を多く載せられる冊子型にするのかによって、適した配色やレイアウトも変わります。
観光案内や地域PRを目的とする場合は、観光パンフレット・リーフレット制作の事例や仕様を確認しながら、用途に合った形を選ぶことをおすすめします。
藍色や墨色を使った実際の仕上がりを、パンフレットの制作実績でご覧いただけます。
和風デザインを古臭く見せないためのポイント
和風パンフレットでよくある失敗は、「和柄を入れすぎる」「筆文字を多用する」「赤・黒・金を強く使いすぎる」ことです。
もちろん、和柄や筆文字が悪いわけではありません。しかし、使い方を間違えると、古いチラシのように見えたり、安っぽく見えたりすることがあります。
現代的な和風デザインにするには、次の3つのポイントを意識しましょう。
◎余白を広めに取る
和のデザインでは、詰め込みすぎないことが品格につながります。
写真や文字を無理に大きくするのではなく、視線が自然に流れる余白を設けることで、落ち着いた印象になります。
特に高級感を出したい場合は、情報を詰め込むよりも、見せる情報を絞ることが大切です。
◎書体を選びすぎない
明朝体、ゴシック体、筆文字をすべて使うと、統一感がなくなります。
見出し、本文、アクセントの役割を決め、書体数を絞ることが重要です。
和風だからといって、すべてを筆文字にする必要はありません。読みやすい書体を基本にし、筆文字はロゴや見出しなど限られた部分に使うと、上品に見せやすくなります。
◎写真のトーンをそろえる
和風パンフレットでは、写真ごとの明るさや色味がばらつくと、全体の品位が下がります。
料理、建物、商品、人物写真のトーンを整えることで、パンフレット全体の完成度が上がります。
特に料理写真や商品写真は、配色との相性が重要です。背景色や紙面全体の色味と写真が合っていないと、せっかくの素材が目立たなくなることがあります。
制作前に最低限整理しておきたい7つのチェックリスト
和風パンフレットを制作する前に、以下の内容を整理しておくと、初回の打ち合わせがスムーズになります。
◎誰に向けたパンフレットなのか
「誰に向けたパンフレットなのか」は最初に整理しておきたい項目です。地元のお客様向けなのか、観光客向けなのか、法人向けなのかによって、言葉づかいや写真の見せ方が変わります。
◎どこで使うのか
店頭設置、営業配布、展示会、郵送、観光案内所への設置など、どこで使うのかも重要です。使用場所によって適したサイズや仕様が変わります。
◎どの印象を優先したいか
高級感、親しみやすさ、伝統感、和モダン、華やかさなど、優先する印象を決めておくと、配色やデザインの方向性が定まりやすくなります。
◎掲載したい写真や原稿があるか(撮影の必要性も含む)
既存の写真や原稿を使うのか、新たに撮影するのかによっても、制作の進め方は変わります。料理、商品、店舗、スタッフ、外観など、撮影が必要な内容を事前に整理しておくと、見積もりやスケジュールが立てやすくなります。
◎掲載したい内容やページ構成を整理しているか
会社概要や商品・サービス紹介、アクセス情報、お問い合わせ先など、伝えたい内容を優先順位とともにまとめておくと、必要なページ数やデザインの構成をスムーズに検討できます。
◎サイズ、部数、折り方などの仕様
A4仕上がりのパンフレット、三つ折りリーフレット、冊子型カタログなど、用途に合わせた仕様を検討することも大切です。
◎予算と納期の目安
デザイン、撮影、印刷まで含めるのか、デザインと印刷のみなのかによって費用は変わります。事前に予算と納期の目安を決めておくと、無理のない提案を受けやすくなります。
おおよその費用感を知りたい方は、パンフレット制作の料金表や価格の目安もあわせて確認しておくと、相談前の不安を減らせます。
サイズや部数、写真撮影の要否が整理できたら、次は費用感を掴むために制作料金ページもご確認ください。
まとめ|和風配色は、商売の印象を決める設計です
旅館なら「泊まってみたい」と感じてもらうために。
和食店なら「食べてみたい」「予約したい」と思ってもらうために。
観光施設なら「行ってみたい」と感じてもらうために。
工芸品や和菓子なら「贈りたい」「手に取りたい」と思ってもらうために。
色、写真、文字、紙質、余白をプロの視点で整理し、読み手の行動につなげることが大切です。
福岡・九州で和風パンフレット制作を検討中の方は、配色だけで悩まず、目的やターゲットに合わせた「伝わる設計」から考えてみてください。
福岡パンフレット制作.comでは、構成、デザイン、写真撮影、印刷まで一貫してご相談いただけます。和の魅力が伝わる一冊を、一緒に形にしていきましょう。
和風パンフレットは、デザインだけでなく、構成や写真、紙質まで含めて設計することで、ブランドの魅力をより効果的に伝えられます。自社に合った和風パンフレットをご検討の際は、ぜひご相談ください。
福岡・九州で和風パンフレット制作をご検討の方へ
「今あるロゴや写真に合う和風デザインにしたい」
「高級感を出しつつ、現代的な和モダンに仕上げたい」
「写真撮影からデザイン、印刷までまとめて相談したい」
このようなお悩みがあれば、福岡パンフレット制作.comへご相談ください。
福岡パンフレット制作.comでは、福岡市内を中心に、北九州・佐賀・熊本・山口など九州エリアの旅館、和食店、和菓子店、観光関連事業者様からのパンフレット制作相談を承っています。
業種、ご希望の印象、写真の有無、仕様や予算感などをお知らせいただければ、内容をお伺いしたうえで、制作の方向性や必要な仕様をご提案いたします。
和風パンフレットは、配色だけで完成するものではありません。業種、客層、価格帯、写真、紙質、印刷方法、掲載情報の整理まで含めて設計することで、初めて「伝わるパンフレット」になります。
必要に応じて、対面でのお打ち合わせや写真撮影を含めたご相談も可能です。
和風パンフレットや店舗案内、商品カタログ、観光リーフレットの制作をご検討中の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
【ブログ執筆者】ぬこ又(NUKOMATA)
パンフレット制作をはじめ、チラシや会社案内など販促物の企画・デザインに携わっています。制作現場で培った経験をもとに、デザインや印刷、販促に役立つ情報を分かりやすく発信しています。