スマートフォンやタブレット端末が普及し、デジタル書籍も増えてきました。
どこでも手軽に本が読めるのは。便利で嬉しいことだけど・・・
やっぱり本の手触りや匂い等、紙の本にはそれ特有の魅力があると思いませんか?
束見本(つかみほん)とは、そんな紙で作られた本の出版に先立ち、
刊行するものと同じ用紙やページ数で製本して、装丁のぐあいや強さを確かめたり、
宣伝に用いたりする見本のことなんです。
大々的に売り出す本の宣伝には発売のまえに、本屋にもちこまれ、
本屋は見込客に声をかけて、束見本をみせ予約をとったりするそうですよ。
内容はまったく印刷されていない真っ白な本ですが、
本の重さや紙の質感などを確かめるのに必要なものです。
本の魅力を作用する重要な部分の確認になくてはならないものですね!