平綴じとは製本(本をつくる)方法の一種で
昔、小・中学校で作るようなクラス文集や「○○のしおり」などを作った方も
多いと思います。まさしくあれと同じ綴じ方で、中身をページごとに並べた後
紙の端から5mm程度の所に針金(ホッチキスのデカイやつ)とか糸などで
留めた後に、表紙と裏表紙を糊でくっつけて出来上がりとなります。
一般的に強度はありますが、問題点として針金を使うため他の綴じ方に比べて
少々安全性に問題があることや、針金が垂直に通っているため、紙の奥まで
開くことは出来ないことが挙げられます。分厚い本の製本には向きません。
具体的な本の種類でいうと…。
教科書やノート
取扱説明書
などに使われています。