「今年の夏こそ痩せる!」と思いながらもなかなかうまくいかないのがダイエットだよねーと諦観しつつも【断ち落とし】を紹介してみる
こんにちは。最近めっきり暑くなりましたねー。
夏間近になると、女性の方々は肌の露出が増えて、お肌のケアや、お腹・足回りのお肉を気にしてしまいますよね。
テレビや雑誌のダイエット法を見かけるとちょっと試してみたくなるのですが、なかなか継続するのは大変です。女性モデルさんなど、人に見られるのがお仕事の方々は美しいプロポーションを保つために日々血のにじむような努力をされているというのですから、本当に頭が下がります。
私が個人的に特にすごいなと思うのは、女性アーティストの安室奈美恵さんですね。30を過ぎても、出産を経験したとは思えないほど完璧なプロポーションに、憧れる女性の方も多いのでは?
そんな安室奈美恵さんのfacebookはこちら↓
https://ja-jp.facebook.com/NamieAmuroOfficial
お腹のお肉はなかなか落とせませんが、広告業界では不要なものをスパッと切り落として美しい仕上がりを作り上げる方法があります。
それが今回のテーマ、「断ち落とし」です!
字を見ればなんとなく「何かを切ること?」ってご想像して頂けると思いますが、まさしくその通り。
雑誌広告やカタログ、チラシなど主に紙に印刷する際に、写真、イラストレーション、図形などをスペースいっぱいにレイアウトして、余白をなくしたものを【断ち落とし】といいます。
具体的には、レイアウトする際にページの仕上がり線より3ミリ程度はみ出させて作成しそのデータを紙に印刷して、断裁(=裁ち切り)したときに紙の端に余白が出ないので、美しく仕上がります。また、はみ出させた部分を塗り足しといいます。
皆さん、ちょっと名刺を思い浮かべて頂けますか。
名刺ってあんなに小さな紙なのに、紙の端の部分まで綺麗に印刷されていますよね。恥ずかしながら私はこの業界に入るまで、名刺は物凄く高性能な名刺用印刷機で印刷されているから淵の部分まで印刷されているんだと思っていました…。
実際の現場では、作成した名刺のデータを、A3サイズくらいの紙に20枚分くらいをまとめて印刷して、後で断裁機(だんさいき)という機械で切ってあの大きさに仕上げているんですね。
名刺に限らず、ポスターやパンフレットも断裁を経て皆さんの手に渡るのです。どんなに高性能な印刷機でも、端の部分までぴったり余白なく印刷するのはさすがに無理があるんですね。コンビニコピーみたいに端5ミリは余白が出来てしています。そこで、「最初から仕上がりサイズよりもちょっと大きく作って後から切っちゃえ!」という発想になったわけです。
私も仕事で断裁機を稼働させている現場を見ることがあるのですが、重ねられた紙がいっぺんにスパッと切れる様はなかなかに潔いですよ。ただしギロチンのように一刀両断されるので危険と隣り合わせなのは要注意ですが…。