アナログ時代は大変でしたよと過去を懐かしみながら
「版下」【hanshita】の意味を紹介してみる。
皆さんこんにちは。ますおです。つい先日のことですが、大学時代の友達と昔話で盛り上がってた時に、ついついでてしまったことばが「えんがちょ」。皆から古い古いと非難されるも、懐かしいねと幼少の頃の話題でまた盛り上がりました。
さて今回の用語辞典のお題は「版下」です。
版下とは印刷を行う際に必要な版のもととなるもので、台紙に文字や図版(写真)をぺたぺたと貼り、
それをカメラで撮影し、フィルムを作り、印刷用の版を作製していました。
以前は印刷を終えるまでに作業工程が多く、徹夜で作業を行い、早朝折込屋さんへ走ったことが懐かしく思えます。
今となっては、コンピューターの普及により、DTP(Desk Top Publishing)が登場し、パソコン上で版下を作成することができるようになり、これまでの作業工程が一新され、
印刷物が出来上がるまでの時間がかなり短縮となりました。
このDTPの普及に伴い、「版下」はあまり使われない言葉となり、寂しくも嬉しくも死語になりつつあります。
過去使っていた言葉が死語になっていくのは寂しいですが、それだけ人や時代が進んでいるんだなと勝手に納得させています。
ちなみに皆さんも実は今使っている言葉に死語があるんじゃないですか?
怪しい方、懐かしみたい方、むかしどんな言葉が使われていたのか、ご興味ある方はこちらです。
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/category/999/dead_language/