予告広告に全米が泣いた
予告広告は、発売前に行われる広告で
イベントの開始、出版物の創刊などの場合によく使われています。
身近な例では不動産の販売前に行われることが多く、
販売価格が掲載されず、モデルルームへのお誘いが主な目的となっています。
商品内容をワザと隠して目を引くティザ-広告も最近良く目にしますね。
ですが、予告広告で最も目を引くものと言えば、
やっぱり映画の予告広告ではないでしょうか!
「全米No.1!!」
「映像化は不可能と言われていたあの作品が遂に完全映像化!!」
映画の予告広告って
まったく興味がなかった映画でも
「ちょと見てみたいかも…。」って思わせる予告を作ってくるんで
どれもこれも見たくなって困ってしまいます。
最近、DVDやブルーレイを買ったはいいけど
見れていない映画を消化するのが週末の日課になって
いるんですけど、面白そうな映画の予告偏が入っている事が多く、
また買ってきちゃう悪循環…。
そんな予告広告で、皆さん思い浮かべるフレーズが
上記の「全米No.1!!」ではないかと思います。
どれもこれも、
「全米No.1」なんですけど…、どういう事なんでしょう?
みなさん、もうお気づきでしょうけれど、
これは公開映画の中から1週でも1位をとれば
「全米No.1」と謳っているんですね。
これはアメリカのボックスオフィスが統計している数値が使われています。
中には「初日の動員数がナンバーワン」だったり、
「特定のジャンルの中でナンバーワン」だったり…。
ちょっと胡散臭いものも実際はある様ですが、
これを打ちだしてくる広告マンの努力にも
同業者として頭が下がる気持ちも出てきます。
テレビのCMでは早くてわかりませんが、
ポスターやパンフレットには、どういった全米ナンバーワンか
記載があるはずなので、気にしてみると逆に面白いですね。
ちなみに、
「全米No.1」と双璧をなす予告広告のキャッチコピー、
「全米が泣いた!」は、
アメリカ人が何人か泣いた場合使えるそうですよ。