スクリーン印刷とは、数ある印刷方法のうち、孔版印刷と呼ばれる種類のものです。
孔…つまり穴なので、穴を開けた版の上にインクをのせ、しみ出させることで印刷しているわけです。
私が子どもの頃は、プリントゴッコという商品があって、年賀状を書くときとかに、家庭で孔版を作って、ハガキにぺったんぺったんと印刷していく〜なんていうことがありました。
あと身近なのは、ステンシルもスクリーン印刷です。厚紙等をカッターで切り抜いて、インクのついたスポンジとかで上からトントン・・・やったこともある人も多いでしょう。
ステンシルというのは、紙で作られた型の事をさすので、印刷方法としてはスクリーン印刷と言うことになるんですね*
また、スクリーン印刷の特徴として、オフセット印刷よりもインクを多く付着させることができるので、色が濃く、耐久性にも優れています。通常のプリンターでは表現できないような厚みのある印刷ができるというわけですね。インクも、媒体によって変えることができるので、紙はもちろん、布地、プラスチック、ガラスといったものにもキレイに印刷することができます!
ただ、ステンシル等をやったことがある人は分かるように、一つの版で使う色は基本的に1色。たくさんの色を使う場合には版もたくさん必要になってそれだけコストがかかります。
しか〜し!その性質を生かして、一部分を重ねたり、ずらしたりして素敵なデザインができあがったりもします!いやはや、印刷は奥深いですね〜*
制作スタッフのSでした!(・ヮ・)ノ