紙などの印刷の時に用いるプロセスカラー印刷で使うインキのシアン・マゼンタ・イエロー(cyan、magenta、yellow=CMY)の3つの色のことをいいます。色の三原色ということもあります。(※パソコンや液晶画面上での色の表現はRGBと呼ばれる色の組み合わせを使っています)
この3色は他の色を混ぜて作り出すことができない原色というものですが、さまざまな割合で混ぜ合わせることで、あらゆる色を表現できます!
これらの色は、混ぜ合わせる事でどんどん色が暗くなっていき、3つの色を100%の濃さで混ぜ合わせると黒色になります・・・が、これは理想的なシアン・マゼンタ・イエロー(太陽光の中でそれぞれの色を理想的に反射する色材)を混ぜ合わせた時で、実際のインクを100%の割合で混ぜても、とても暗い茶色のような色にしかなりません。なので、現実の印刷現場では、CMYに黒(K)を足した「CMYK」というインクの組み合わせを使って印刷しています。