実際の例からラフスケッチ 【rough sketch】の意味を紹介してみる
おおまかなスケッチのことです。って説明になっていないですね。
デザインをいきなりパソコンでするのではなく、紙に構成を落とし込む下書きのことです。
営業やディレクターがお客様と打合せをする際に、お互いの思い描くもののズレがないように、大枠のイメージを共有する為にラフスケッチをしたり、デザイナーに制作依頼する際に、意図がズレないようにする為に書く場合があります。同じ言葉にサムネイルがあります。
例えば、前のものになりますが、WEBサイトの打合せの際に営業が書いたラフスケッチです。主に構成の確認とデザインの方向性の確認用ですね。
それで、出来上がりサイトはこちらです。
株式会社フレッシュフーズ九州 様 http://www.ffkyushu.co.jp/index.html
「全然違うやん!」というお声は聞き流して、ラフスケッチを書くことにより、お客様との打合せの早い段階で方向性の共有ができます。また、社内のデザイナーが作る際の情報の共有がスムーズになります。
お客様にデザインラフを持って行った際に、「全然イメージと違う。」ということが少なくなります。もちろん、これはこれ、デザイナーの提案したいというか、良いと思う案はこのラフスケッチに限らないです。というかこれが全てだと思い、作業化してはいけないわけです。上記の例はラフスケッチと違うわけはここにもあるのですが・・・
弊社では、制作時間・ご予算にもよりますが、
1)お客様の意向 1案 2)営業からの意向 1案 3)デザイナーからの意向 1案 であったり、
1)王道 1案 2)レスポンス重視 1案 3)イメージ重視 1案 というバリエーションでご提案させて頂き、振れ幅の調整をしながら、フィクスしていきます。
簡単にパソコンも前で作業ができる時代ですが、私たちは、あくまでフリーハンドで紙に鉛筆で書くことこだわり、情報の整理、アイデアの喚起をしていきます。