メラビアンの法則を垣間見つつ、ナレーション 【narration】の意味を紹介してみる
ナレーションとは広告用語では、テレビCMやラジオCMの広告メッセージのことをいいます。
弊社で良く使うのは、動画撮影において、
「ナレーションの原稿はこちらでダミーをあらかた作成しますので、確認お願いします。」とか
「今回ナレーションは男性が良いと思うのですがいかがですか?」という場合。主に、話す内容や話すことについて使うことが多いです。
弊社の取り扱いとしては紙媒体が多いので、普段「音」そのものについては意識することは少ないのです。
むしろ「文字」を読んだ時にどんな印象を受けるかに気をつけています。そこが有る意味「音」に関して気をつけていることかも知れません。
現在では紙媒体もARの進展により、直接スマホやタブレットで動画を見る機会が増えて
いますので、紙媒体だからナレーションは関係ないとは言い切れない時代ですね。
ARとはhttp://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1109/26/news136.html
もちろん弊社では動画制作を行っているので、「音」に関しての扱いにも長けております。
少し横道にそれますが、以前テレビ番組のアメトーークで「変声芸人VS滑舌悪い芸人」をやっていたのですが、ご覧になられましたか。いろいろなアテレコをやって笑いを誘っていました。すでにその声のイメージがついているものに対しては特にギャップが大きい程面白かったです。
「人は見た目が9割」http://www.shinchosha.co.jp/book/610137/
と言われるように、目からの情報の与える影響が強いのは事実ですが、聴覚に与える影響、特に視覚と聴覚のギャップが違和感を生み出すと改めて感じさせられます。目を引く為にはあえてこのギャップを利用することもありですね。
上記の裏付けとして、学術的に有名な法則に「メラビアンの法則」があります。相手に与える自分の印象は、 55%の視覚情報(表情・仕草・見た目・視線など)、 38%の聴覚情報(声質・声の大きさ・抑揚・テンポなど)、残り7%の言語情報(言葉使い、内容など)によって決まるといわれています。
この数字から「7-38-55のルール」とも、言語情報(Verbal)聴覚情報(Vocal)視覚情報(Visual)の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれているようです。