関西弁からアカウントタビリティ【accountability】の意味を紹介してみる
広告業界でよく使う言葉です。単純に日本語訳にすると「説明責任」と訳されます。
もともとAccounting「会計」とResponsibility「責任」が合わさり、会計用語で
「会計説明責任」という意味のようです。
企業・団体の活動内容を報告して、関係者(株主などの出資者)に対して了解を
得ていくべきことを表していた。
広告においては、「広告責任」となり、経営者に対し広告活動の費用対効果を
報告する義務のことを表しています。
アカウンタビリティには「結果に対する責任」と「説明する責任」の2つの責任の
意味合いが含まれます。
またまた余談ですが・・・アカウンタビリティが「あかんたれ」に見えてきます。ある種のゲシュタルト崩壊かもしれませんが、関西生まれの私だけでしょうか?
ちなみに、あかんたれとは http://zokugo-dict.com/01a/akantare.htm
「ダメ」という意味の関西方言『あかん』と、
「ばかたれ・アホたれ」に見られる目前の人を罵る際に使われる接尾語『たれ』から成る言葉で、駄目な人(意気地なし・弱虫な)を罵る言葉だそうです。
そうです。きちんと説明責任を果たさないと「あかんたれ」と言われますね。
「この方法がベストか?」「この表現がベストか?」最善をつくしていきます。
ついでに、大阪から福岡へ来て、ずっと意味が通じていないことに気付かなかった言葉を3つだけご紹介して終わります。
「それなおしといて。」
一般的には「なおす」は「直す」修理することを表すので、関西での「片付ける」の意味で使うと通じない・・・
「めばちこができた。」
一般的には「ものもらい」のこと。ちなみに「めいぼ」とも聞きます。めいぼは「目のいぼ」で意味はわかりますね。
「俺もよして。」
俺も仲間に入れての意味。この言葉は我が町福岡でも方言で「かたして」というので、標準語から離れている言葉でした。
福岡バージョンはまた機会があれば。