ドリルと穴から消費者【consumer】の意味を紹介してみる
これは一般的によく耳にする言葉ですが、商品やサービスを消費、利用する人のことです。
近代的な資本主義社会が誕生した19世紀末から消費者概念が登場したといわれています。
業界ではこの言葉の持つイメージが販売の促進を妨げているというか、これからの様々な戦略の発想の妨げになっているのではないかと「生活者」と言う名称を用いる識者もいます。
どうしても消費者というと商品やサービスを単純に消費する人と考えてしまいがちです。
実際に人は商品やサービスを単純に消費したいのではなく、商品を購入したり、サービスを利用するのは、その先にある解決したい課題や得たいコトがある為ではないかということです。
これはマーケティングを学ぶと必ずといってもよいくらい出てくる有名な言葉
セオドア・レビット博士の「ドリルを売るな、穴を売れ」ですね。
レオ・マックギブナという人の言葉
「昨年、1/4インチドリルが100万個売れた。これは人々が1/4インチドリルを欲したからではなく、1/4インチの穴を欲したからなのだ」を博士が紹介したものです。
深いです。ドリルなだけに・・・
セオドア・レビット博士についてはこちらにおまかせします。
http://diamond.jp/articles/-/5507
我々広告人も、クライアントが広告をする意味は広告が欲しいからではなく、その先に解決したいことがあるということを忘れてはいけないと思う次第です。もちろん名刺一枚にしても、「名刺を切らしたから名刺を作って欲しい。」というお客様の言葉の意味をよくかみしてめてですね。
ちなみに今日わたくしが消費したのは、打合せを兼ねたランチでの「豚肉とキャベツのオーブン焼き(スープライス付き)+ドリンクバー608円(税込)」
於:サイゼリアさん http://www.saizeriya.co.jp/
自動販売機で缶コーヒー120円 2本
http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/fire/lineup/lineup05.html
たばこ440円 1箱
http://www.jti.co.jp/products/tobacco/peace/index.html
でした。