装丁と聞くと、書籍のカバー・表紙デザインの事を思い浮かべる人が多いかと思います。
本の装丁のきれいさに惹かれて購入した、装丁の雰囲気が好きで表紙買い、なんて人もたくさんいると思います。(私もそのうちの一人です!)
しかーし!装丁とは、実は表紙のデザインのことだけではないんですね〜。
表紙はもちろん、カバーの見返し、外箱、扉のデザインや、その素材の選択、本文のレイアウトや書体、文字の大きさの指定なんかも装丁に含まれます。
なんかこの本読みにくいなーっていう物があったら、もしかしたら内容じゃなくて、本の装丁が甘いのかも!?・・・まあ、装丁する人がちゃあんと考えて、読む人が読みやすいように、本の内容に合うように整えて世に出しているはずです。文庫本なんかは、出版社ごとに本文のレイアウトや文字の大きさ、行数なんかは読みやすいように決められていますね。
カバー・表紙のデザインでいうと、カバーをつけているときと外しているときとで絵が違うとか、そういう工夫をしている本も多いです。漫画とかでもよく見かけますね!漫画のワンピースを買ったら、とりあえずカバーをはずしてパンダマンを探しちゃいます。