みなさんオリンピックまであと約3ヵ月。夏季オリンピックでは1964年以来56年ぶりとなる日本開催。開催時に合わせて何かしら新たなサービス展開を考えている方もいるかと思います。
しかし、熱い想いをそのまま広告に注ぐのは危険。場合によっては違法に!?
そこで、これからより監視が厳しくなると思われるアンブッシュ・マーケティングについて
ちょっとだけご説明させて頂きたいと思います。
アンブッシュマーケティング(英語表記)【ambush marketing】とは
保護対象となる各種用語
具体的には?
では、さっそく具体例を見てきましょう。
[NG例]
・4年に一度の祭典
・東京オリンピックのロゴやマスコット、五輪のマークを、無断で使用する。
・大会の正式名称や略称、さらに「聖火」などの関連用語を無断で使用する。
・日本オリンピック委員会のスローガンである「がんばれ!ニッポン!」の表記を無断で使用する。
・「2020 GAMES」などオリンピックを想起させる表記を入れる。
・「オリンピック通信」などの名称をつける。
・五輪のシンボルを想起させるデザインを使う。
[気を付けたいNG例]
「Tokyo 2020 ○○○○」
「〇〇〇リンピック」
「祝!東京五輪開催」
「目指せ金メダル」
「ロンドン、リオそして東京へ」
「2020へカウントダウン」
「2020円キャンペーン」
「東京で未来の夢実現」
「目指せ金メダル」
いかがでしたか?
思っていたよりも「引っかかる言葉」「引っかかりそうな言葉」が多かったのではないでしょうか?皆さんもオリンピックのブランド、イメージを守るため安易なオリンピック関連のマーケティングは行わず、法令に則ったマーケティング活動を心掛けるようにしましょう。