月の撮影の仕方

ようやく緊急事態宣言が解除されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先月の4月8日は今年で一番大きい満月ということで、息子を連れて夜の散歩へと出かけました。

また、この日はスーパームーンと「きぼう」(国際宇宙ステーション)を見ることも出来るといったラッキーデイでした。調べによると「きぼう」は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、その大きさはなんとサッカー場くらいあり、条件が揃えば地上から肉眼で見えるとのこと。

 

早速、「きぼう」の見える時間帯と位置情報を調べ、スマホの方位磁針をたよりに家から見渡せる広場へと行きました。

広場についたのは19時20分。「きぼう」が見え始める時間は19時38分。方位は西北西。

 

「きぼう」が見えるのは肉眼でやっと見える感じ。残念ながら、あまりのスピードだった為、カメラで捉えることはできませんでした。
ものの1分もたたない内に肉眼から遠ざかって行ってしまいました。しかし、飛行機でもなく流れ星でもない一直線に過行く赤い光「きぼう」はしっかり脳裏に焼き付いて感動させられ、次回は絶対カメラに収めたいと思いました。

 

 

 

「きぼう」の話が長くなりましたが、月の撮影について少し紹介します。

 

 

 

用意して欲しいのは200mm以上の望遠レンズ。
思ったよりも月は小さく写りますが、トリミングして大きく使うと月のクレーターの凹凸や表面の模様も十分確認できるように撮影できます。

 

それと三脚。
月を撮影する時のシャッタースピードはそれ程遅くはないですが、望遠で撮影するとなると、ブレやすくなるので三脚でしっかりと固定したほうが失敗は少ないでしょう。

 

あと、できればレリーズ。
カメラの設定でタイマーなどでも対応できますが、カメラに触れずにシャッターが切れるレリーズやリモコン、Wi-Fiなどを使用するとブレを防止できます。

 

撮影ですが、
月は意外に明るいので、カメラ任せ(オートモード)で月を撮影すると白とびして月が真っ白になってしまう恐れがあります。その為、マニュアルモードで撮影します。

 

設定は、
絞りをF8位に設定し、シャッタースピードは
月齢によって月の明るさが違う為、その時に応じてシャッタースピードを微調整して数枚撮り比べると失敗が少なくなります。明るすぎると月の表面の模様が白飛びしてしまうので、気持ち暗めにしておいた方が良いと思います。

 

・満月:1/250前後

・半月:1/30前後

・三日月:1/10前後

 

月の動くスピードは意外と速いので、半月や三日月の撮影時にシャッタースピードが遅くなりブレた感じになってしまう場合は、ISO感度を上げてシャッタースピードを速くして調整しましょう。

 

ISO感度ですが、
出来るだけ綺麗な画質で月を撮影したいですよね?
そのためISO感度は100に設定するのがおすすめです。特に、トリミングして大きくして使いたい場合は、より綺麗な低感度なISO設定がいいでしょう。

 

最後にピントですが、
望遠なのでピント合わせはかなり微妙な加減でピントを合わせる必要があります。カメラのモニターを見ながら月を最大限に拡大表示して、月の輪郭が一番シャープになる所でピントを合わせるのがコツです。もしくは月のクレーターが見える場合は、クレーターが一番シャープになる所でピントを合わせてみましょう。

 

いかがでしたか?
普段あまりじっくり見たことのない月でも、自分で撮影した月がクレーターまではっきり写ってると神秘的で意外と感動すると思います。
月は晴れていれば大抵は見る事が出来、あまり場所を選ばず撮影できるので、望遠ズームレンズを持ってるけどあまり使っていないという方は、月を撮影してみてはいかがでしょうか?

 

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