SNSでの拡散成功事例【TikTok×サントリー】

こんにちは。ジンです。

突然ですが、皆さんは「SNS」って活用できていますか？

・そもそも各SNSの特徴が分からない
・自分たちにはどのSNSが向いているのか
・実際にどのような広告があるのか

色々分からずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
少しでも皆さんの参考になればと思い、様々なSNSの成功事例をまとめていこうと思います。

今回は「TikTok（ティックトック）」を使ったサントリーの事例をご紹介します。

そもそも「TikTok」って？

2016年にリリースされたios・Android対応のアプリです。
一言で表すと「ショートムービーSNS」。

縦画面の15秒ショートムービーを投稿できます。
様々な編集機能が豊富に用意されており、動画制作に慣れていない人でも簡単に作成することができます。

ios・Android合計で全世界10億ダウンロードを突破。AppStoreからのダウンロード（ゲーム以外）で2018年に最もダウンロードされたアプリになりました。

日本におけるTikTokユーザーは950万人（2019年2月）で、ユーザー層は10〜20代の女性が中心。
世界では意外にも男性が多く、約60％が20歳以上のユーザーとなります。

5大SNS（Twitter・Instagram・LINE・Facebook・YouTube）と比較すると未だ利用率は低いですが、注目度はかなり高いでしょう。

この注目度の高いSNSを活用したサントリー。
どのようなものだったのでしょうか？

「PEAKER」発売前プロモーション

「サントリー南アルプスPEAKER（ピーカー）ビターエナジー」発売前プロモーション。

NMB48のグループ内ユニット「Queentet」とのコラボ企画です。
NMB48の楽曲「ピーク（ピーカーver.）」を制作し、アプリにてオリジナル振付「#ピーカーダンス」動画全12篇を配信しました。

また「#ピーカーダンス」コンテストを開催。
投稿されたダンス動画の中からメンバーが“推しTikToker”を選び、選出された5名にはオリジナルQUOカード5万円分プレゼント。
人気のTikTokerによるPR投稿のほか、サントリー公式VTuber燦鳥ノム（さんとりのむ）による動画も投稿され、非常に注目されたプロモーションとなりました。

〈ターゲット〉
10代〜20代

〈キャンペーン期間〉
2018年8月14日〜8月21日

〈実績〉
・ハッシュタグ「＃ピーカーダンス」表示回数約1,820万回（2020年7月時点）
・この商品含む「サントリー天然水」ブランドが国内清涼飲料市場で2018年年間販売数量No.1に（飲料総研調べ）

若い世代に人気のTikTok。
ですが最近では少し上の年代の使用率も増えてきています。
サントリーも20〜30代の働く人をターゲットとした「クラフトボス」シリーズや、お酒の「ほろよい」シリーズのプロモーションを行っており、注目を集めています。
今後もTikTokの強みを活かした、各企業広告の打ち出し方に目が離せません。

ではまた。