コロナ禍の影響でステイホームがキーワードなっている昨今ですがYouTubeはそんな風潮と相まって、視聴する人が大幅に増加しています。見る人が多くなるということは、広告を出せば目に触れる機会も自ずと増すということになります。今回はそんなYouTubeにて動画広告を掲載し成功した事例として「マウスコンピューター」の取り組みについてご紹介いたします。
マウスコンピューターとは？
1993年に埼玉県にて創業したBTO（Build to Order）パソコンの部品を購入者が自分で選び、メーカーが組み立てて販売する方法で業績を伸ばしたパソコン機器メーカーです。
創業当初は1995年に発売された「Microsoft Windows 95」の影響でパソコンがヒット商品となり業績を伸ばしました。しかし2000年代になると、ノートパソコンの台頭やスマートフォンのようなモバイル端末が登場し、メインのパソコンの売上が減少・横ばいの状況となります。そこでマウスコンピューターは新たな顧客の獲得ために動くこととなるのです。
認知の高めるためのブランド転換
もともと「マウスコンピューター」はパソコンに詳しい上級者には知られたメーカーでしたが一般の消費者にはあまり認知はされていませんでした。
商品はモバイルPCやゲーム用、クリエイティブ制作専門のハイスペックPCまでのラインナップが揃っていましたが、それを多くの人に認知してもらうことが課題でした。そこで2016年、今までのブランド名とロゴマークを変更し芸能人を起用した広告を発表します。
潜在層へアピールするためのYouTube広告
認知の偏りを解消するためと、多くの人にアピールするためにマウスコンピューターはYouTubeにて広告を発表します。
起用された芸能人は国民的アイドルグループの乃木坂46でした。親しみやすいアイドルを起用することにより、注意を引き、興味を持ってもらいマウスコンピューターを記憶してもらうことにより、身近な存在の会社であるブランドを確立することに成功しました。
また、バンパー広告という6秒の再生時間で短いスキップすることのできない広告フォーマットを使い、ネット上で大量に流すことにより多くの人がマウスコンピューターの存在を認知されることになります。
広がった認知のおかげで業績アップ
乃木坂46を使ったYouTube広告は、今まで30代~40代だった顧客がネットを良く使用している10代~20代の年齢層まで引き下げ、またマウスコンピューターのオーダーメイドでパソコンが作れることとアフターフォローの手厚さをアピールすることにも成功しています。
元来持っていた幅広いラインナップも幸いし、さまざまなニーズを持った消費者がマウスコンピューターの商品を買うに至りました。
いかがでしたでしょうか？
幅広い年齢層、そして多くの人が目の触れる機会の多いYouTube広告はご覧の皆さんが認知させたいサービス、商品などをアピールできる重要な媒体の一つと言えます。大きな企業だけが使えるものだとお思いかもしれませんが決してそんなことはありません、少ない予算からでもYouTubeに広告を出向することは可能です。弊社でもバンパー広告の制作・配信を行っています。
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