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2021.05.24

スーパーマーケット利用者調査「社会課題編」でわかったこと。

一般財団法人サニクリーンアカデミー(東京都中央区、代表理事:加藤豊明氏)がスーパーマーケット利用者を対象に、日常の買い物について感じていることやスーパーマーケットに望むことについてアンケート調査した記事を見つけたので紹介します。
・調査対象:全国 ・調査期間:2020年12月17日(木)~12月18日(金)
・調査対象:男女20~60代 ・有効回答数:400サンプル

 

以下が記事(アンケート調査)の内容です。

質問1.買い物するときの困りごとは何ですか?

1位 安売りの時に買いすぎてしまう  29.3%
2位 包装が多くてゴミが増える     23.7%
3位 プラごみを削減したくても自分の意志では減らせない 13.2%
4位 買い物に行く時間がないことがある 11.7%
5位 消費期限内に使いきれず、廃棄することがある 9.7%

 

【無駄を減らす取り組みが必要】
スーパーマーケットで買い物をするときの困りごと調査では、「安売りで買いすぎてしまう」「包装が多くてごみが増える」「プラごみを自分の意志で減らせない」といった買い物での「無駄」に対する困りごとを抱える人が多いことがわかりました。フードロスなどの無駄を減らすべく、消費者自身の意識を高めることや、消費者の環境への意識の高まりに合わせ、店側も配慮していく必要があると言えるのではないでしょうか。

 

質問2.評価するスーパーマーケットの取組は何ですか?

1位 プラスチック製トレー、容器の回収   56.5%
2位 リサイクル可能な包装材への変更    55.8%
3位 レジ精算の自動化             53.8%
4位 地産地消販売(地元産を地元で消費) 42.8%
5位 ダンボールはこの無料提供     40.0%

 

【社会や環境への取り組みに注目する消費者たち】
評価するスーパーマーケットの取り組み調査では、店先などに設置されていることが多いプラスチック製トレー、容器の回収について約6割が評価しているという結果に。4位にランクインした、地産地消販売は、新鮮で安価な食品を購入できるだけでなく、食料自給率の向上や流通のよる環境負荷の軽減など地球環境へのメリットがある取り組みとされています。このように消費者は社会や環境への良い取り組みを評価していることがわかります。また、導入が増えてきたレジ精算の自動化も約5割が評価。効率化だけでなく、コロナ禍での人との接触機会を減らせる意味でも評価されているのではないでしょうか。

 

質問3.社会問題・環境問題への取組が商品・サービス購入時に重要になると思うか?

回答:重要67% どちらともいえない23.6% 重要でない9.4%

 

【環境問題への取組や各地域が抱える課題解決に積極的な姿勢を示すことが必要といえる結果に!】
2015年9月、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が国連で採択され、企業においても環境・社会・経済と幅広い課題に取り組むことが求められるようになりました。今回の調査では、「企業が社会や環境問題に取り組んでいることが商品やサービスの購入時に重要である」と回答した人は約7割という結果になりました。企業の取り組みだけではなく、多くの消費者の価値観も持続可能性につながっていることが把握できました。このように価値観が変化している消費者のニーズを満たすためには、これまでの商品やサービスだけで対応することは困難な時代なのかもしれません。環境問題への取組や各地域が抱える課題解決に積極的な姿勢を示すことが必要といえる結果になりました。

 

出典元■アカデミーリサーチVol.16「スーパーマーケット利用者調査~社会課題篇~
https://www.sanikleen-academy.or.jp/research/cleaning_of_all/2104_supermarket_02.html

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