ビジネス

2021.05.26

【Twitter】新機能「Space(スペース)」とは?

こんにちは。ジンです。

 

最近Twitterに新機能が追加されましたね。その名も「Space(スペース)」。
フォローしている方々がよく使用しているなー。という印象でしたが、どういうものなのか理解していなかったので、この機会に調べてみました。

 

※2021年5月の情報を元にしています。今後変更等がある可能性があります。

 

 

 

 

Twitterの新機能「Space」とは


2021年5月4日より追加された、音声を使って会話ができるTwitterの新しい機能です。
Twitter内でチャットルーム「Space」を作成することにより、リアルタイムで音声チャットが可能となります。
iOSやAndroidでTwitterのアカウントを持っていれば、誰でもスペースに参加して会話を楽しむことができます。
※PC版では未実装です。

 

■ホスト
スペースを作成したユーザーのことです。「ホスト」はリスナーをスピーカーに変更できたり、発言権を取り消すなどスペースの管理が可能です。
※非公開アカウントはホストにはなれません。

 

■スピーカー
スペースで発言が可能なユーザーです。ホストを含めて、最大11人まで発言が可能です。

 

■リスナー
会話を聞くことはできますが、発言権はないユーザーです。リスナーはホストに発言許可をリクエストでき、許可されたらスピーカーになることができます。リスナー数に制限はありません。

 

2021年5月現在、フォロワー数が600人以上のすべてのアカウントがSpaceを作成できるようになっています。時間は無制限で、無料です。
一般ユーザーだけではなく、企業アカウントによるセミナーなど様々な活用方法が期待されています。

 

 

音声SNSの先駆け「Clubhouse」との違い


2020年4月からサービスを開始し、日本でも話題になった音声SNS「Clubhouse」。何より特徴的なのは「音声のみ」「完全招待制」「録音不可」というところでしょうか。
Spaceは「Twitter版Clubhouse」と呼ばれていましたが、どのような違いがあるのでしょうか?簡単にまとめてみました。
※2021年5月の情報を元に比較しています。

 

■音声データの録音・保存
Space:録音を禁止する規約はなく、Twitter側がルール違反を確認するために音声データを最低30日間保存
Clubhouse:規約で録音は禁止されており、チャットルーム終了時に音声データが削除

 

■リスナーの会話参加
Space:絵文字でリアクションをすることが可能
Clubhouse:スピーカーにならない限り、会話に参加できない

 

■字幕機能
Space:音声を自動で文字起こしする字幕機能あり(英語のみ)
Clubhouse:字幕機能なし

 

■日本語対応
Space:機能やメニューが日本語表記
Clubhouse:英語表記のみ

 

■利用できるOS
Space:iOSとAndriod
Clubhouse:iOSのみ

 

 

Spaceの使用方法


【ホスト】
①Spaceを開始
ホームのタイムライン上で「ツイートボタン(羽ペンのアイコン)」を長押しし、左に表示された「Spaceボタン(ひし形のアイコン)」をタップします。

 

②Spaceの名前を設定
会話のテーマや、セミナーの名前などを付けると分かりやすくていいと思います。もちろん誰でも見えるので、不愉快になるような名前は付けないようにしましょう。

 

③「スペースを開始」をタップして公開する
作成したSpaceが公開されると、自分とフォロワーのホーム上部のFleetと同じ箇所に表示されます。
Fleetの場合はアイコンが水色の枠で表示されますが、Spaceは紫色の枠で表示されます。
※告知ツイートでタイムライン上に表示させることができます。フォローしていないユーザーもここから参加できるようになるので、より多くの参加者を集めることができます。

 

④スピーカーを設定する
スピーカーを参加させる場合、参加条件を設定できます。
■全員
■フォローしているアカウント
■スピーカーとして招待したアカウントのみ
※初期状態は「スピーカーとして招待したアカウントのみ」になっています。ホストのみが発言したいならユーザーを招待しなければOK。ユーザーを招待してスピーカーを増やしたい場合は、DMを送ることで招待できます。

 

⑤Spaceを終了する
Spaceの画面で「終了」をタップし、確認画面で「終了する」をタップ。
ホストが終了すれば、スピーカー・リスナーも退出します。

 

 


【リスナー・スピーカー】
①Spaceに参加する
現在公開範囲の設定はできません。誰でもリスナーとして参加することができます。
フォロワーはFleetエリアから、フォローしていないユーザーはホストから告知ツイートが投稿されていれば、そこから参加できます。また、スピーカーとして招待されている場合はDMから参加できます。
※リスナーはスピーカーへの変更リクエストを、ホストへ申請することができます。画面左下の「リクエスト」をタップすると、「リクエスト送信済み」に変わります。ホストが承認すればスピーカーとして発言できるようになります。

 

②Spaceから退出する
Spaceの画面で「退出」をタップするだけ。
※スピーカーが退出した場合、再び参加してもリスナーに変わってしまいます。またスピーカーになるなら、リクエストを申請するか、ホストに招待してもらう必要があります。

 

 

Twitter今後の展開予定

Spaceを追加したTwitterですが、現在も様々なテストを行っており、今後もアップデートしていく予定となっています。その中で気になったものをピックアップしてみました。

 


■「Ticketed Spaces」
ホストが自分で決めた価格と枚数でSpaces参加のためのチケットを販売できる機能です。
無料で公開・参加出来るSpaceですが、有料のチケットを導入することで、アーティストの配信や本格的なセミナーなど価値のある配信をすることができるかもしれません。
Twitterはホストの収益から「少額」の手数料を徴収する見込みとなっています。

 

 


■投げ銭機能「Tip Jar(チップジャー)」
フォロー、リツイート、いいねの機能に加え、新たにTwitter上で活動する人をサポートする機能です。
海外ではテスト中で、現在チップを受け取れるのはまだ一部のクリエイター、ジャーナリスト、非営利団体などに限られています。提供範囲は段階的に拡大していく予定です。
投げ銭の対応決済サービスはPayPal、Bandcamp、Cash App、Patreon、Venmoの5つ。Twitterは手数料を徴収しません。

 

 

まとめ

今回Twitterの新機能「Space」について調べてみました。Twitterは全世界に数多くのユーザーがいますので、利用者も多くなるのではないでしょうか。

 

個人的にですが、「各SNSの特徴はありつつも、どんどん平均化されつつあるなぁ。」と思いました。
音声SNSは「Clubhouse」を皮切りに、Twitterの「Space」や今後開始予定のFacebook「ライブオーディオルーム」など…。また投げ銭できる機能も、おなじみYouTube LIVEでの「スーパーチャット機能」から、Instagramの「バッジ機能」、今後実装予定のTwitter「Tip Jar」など…、各社で導入が進んでいます。
それぞれ違いがありユーザーは好きなものを使えばいいですが、最終的にできることはどれも同じなので、結局はそのSNSのアカウントを持っているかどうかになってしまいそうだな、と考えてしまいました。

 

ではまた。

 

 

参照
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/spaces
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2021/spaces-is-here.html

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