ビジネス

2021.06.18

仕事・就職活動に活かそう!!業種別コロナの影響

新型コロナウイルス対策として、2020年4月・2021年1月・2021年4月と3回にわたり緊急事態宣言が発令されました。だれも経験したことがない状況で、業種別に現状と今後の予測をまとめました。
これからの仕事の方向性や就職活動などに参考にしてください。

 

 

 

【通信業界】テレワークや巣ごもり消費で好調!!

通信業界はコロナの影響で、在宅勤務・リモート通学・ホームエンターテイメント等により、住宅用ブロードバンドの需要が著しく拡大しました。これらの活動によって、テレビ会議・ストリーミング・ゲーム・VPNなどの音声およびデータサービスのトラフィック量が押し上げられました。
また政府の推進施策や、コロナで現金の扱いを回避したいという心理も手伝って、電子マネーなどのキャッシュレス決済の導入が加速しています。

 

【インターネット関連】ネット関連の新興企業の大躍進

インターネット・クラウド・AI(人工知能)関連などの、新興企業の大躍進も目立っています。東証1部上場企業で、20年にもっとも株価が上がった企業の上位をインターネット関連の企業が占めています。
「企業のIT化をサポートする『チェンジ』は1年で5倍近くも株価上昇」。国産のウェブ会議ツールのシェアで存在感を見せるブイキューブや、クラウドサービスを手がけるサイバーリンクスも株価が4倍近くに。以上の3社は2020年の三大株価上昇企業。
企業が業務のデジタル化を本格化する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を推進していることからも「通信業界は21年も好況が続く」と考えられます。

 

【運送業】国内宅配は過去最高の増収増益

コロナで国際物流は落ち込んでいるが、「国内では巣ごもりで高まったEC需要の影響で宅配は絶好調」。大手は高い水準で増収増益となっています。一方で、ドライバーの過重労働問題の再燃リスクがあり、積極的にDXを進めて不在配達の解消や在宅勤務が増やす企業向けのDXを推進している。

 

【家電業界】巣ごもり需要で家電量販店大手の決算は大幅増益

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、いわゆる巣ごもり需要の追い風を受けて、家電量販店大手の決算は大幅な増益が相次ぎました。外国人観光客の需要は減少したものの、自宅で使う巣ごもり需要が高まり、各社とも大型テレビやパソコン、冷蔵庫それに調理家電などの販売が好調で、利益を押し上げています。

 

【自動車産業】V字回復ムードに湧いている自動車産業

コロナ禍が急速に拡大し、世界中で工場が止まった2020年4~6月期、トヨタの総販売台数は前年同期に比べ大幅減少。ところが販売台数は8月に前年の9割まで戻り、9月以降は前年超え。世界2大市場の米国、中国での販売がけん引する形で、「10~12月期に前年同期比95%水準」とみていた予想を大幅に上回るペースで回復している。
緊急事態宣言により人の移動が制限されたことの影響や、先行きの不安からクルマの買い控えが起きたことがうかがえる。

 

【小売業】ブランド力の強みとECが鍵。中高価格帯アパレルは撃沈

小売業では急速にEC化が進んでいますが、コロナはEC戦略を先行し自社ブランドを構築してきた企業には追い風となりました。逆に対面販売が主流の百貨店はインバウンド特需が完全に消失し、打つ手がない状況です。
低価格帯のアパレルは絶好調ですが、中価格帯や高価格帯の商品を取り扱っている企業はかなり厳しい状況といえます。

 

【飲食業】2020年過去最多の飲食店の倒産、居酒屋業界に大きなダメージ

コロナウイルス感染症、政府が出した緊急事態宣言の影響を受けて休業や閉店が増えてしまいましたが、2021年4月の緊急事態宣言によりさらに追い込まれる企業や飲食店が出ています。
今回の緊急事態宣言は、前回発令された飲食店の時短要請より厳しい内容となりました。厳しいものとは、「酒類の提供を終日停止する」ことです。これによってアルコールなどのドリンクで利益を取っていた飲食店や、お酒ありきでの営業スタイルである居酒屋やバル、バー業態のお店はアルコールが提供できない時点で営業はできない状況にまで立たされ、休業を余儀無くされるでしょう。そして、お酒を出さずに営業を続けるとしても料理だけ食べにくる人はどれくらいいるかもわからない中で、飲食店の経営者は苦戦されることが考えられます。

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