『いちばんやさしいWordPressの教本』
〈著〉石川栄和、大串肇、星野邦敏 〈発行〉インプレスジャパン
webに関してはまだまだ未熟で知識が足りていないと感じていたので、先輩に相談したところ、この本をオススメされました。
どんな本?
本書は、WordPressを使ってwebサイトを作ることを目的としています。
「WordPress」はweb制作でよく耳にするHTMLやCSSといった知識は必要なく、管理画面から文章や画像などの入力をするだけで、webサイトの作成ができます。
その手軽さを実際の画面の写真を使用して、分かりやすく解説されています。
また、導入の仕方が生徒と講師の掛け合いのような形から入るので、それ以降の内容が頭に入りやすくなっています。
オススメポイント
特に98ページの「どんなコンテンツをつくっていくのか整理しましょう」という項目は、webサイトを作るときに迷ってしまう「サイト構成」について書かれているので必見です。
「webサイトは階層構造」であることをwebツリーを使ってしっかり説明されています。載せたいページをピックアップし、ツリーに沿って並べていくことで、サイトの構成をしっかり整理することができます。
個人的には201ページからの「Chapter7 Webサイトへの集客を強化しよう」が良かったです。
このチャプターでは、作成したwebサイトを閲覧してもらうための工夫について書かれています。
SNSとの連携の自動化であったり、SEO対策についての解説があり、サイトを作成した後のこともしっかりフォローされているのが素晴らしいと思いました。
また、本書の最後には簡単な「用語集」と「索引」が記載されているので、
言葉の意味が分からなくなった時にはありがたいですね。
まとめ
webサイトを作りたいけど、どうしたらいいか・どの本がいいか分からないという初心者の方にはかなりオススメです。
サイトの作り方はもちろん、デザインについてやレンタルサーバーのことまで書かれているので、本書を見ながら手軽にサイト作りができると思います。
実はこの本「第1版」だったらしく、2018年1月29日現在では「第3版」まで出版されています。
パソコンとスマートフォンの表示対応についてや、WordPressの最新バージョンに対応した解説が追加されているようなので、今度はそちらを読んでみようと思います。