商品ラインナップ-カタログ

カタログ　作成のポイント!!

御社にとってカタログは何者ですか？
私たちが制作するカタログは受注を生むための“営業マン代行”です。

カタログの目的は、その商品そのものを売ることです。つまり、カタログを単なるカタログとして捉えるのではなく、カタログは“営業マン代行”と捉えなければなりません。

では、“営業マン代行”であるカタログが受注するために必要なことはなんでしょうか？
結論から申し上げますと絶対に必要な要素は“リアルに営業マンが行っていることをカタログにも行ってもらう”ことであります。
私たちはこれまでカタログ制作をするにあたり、お客様の購買行動プロセスとトップ営業マンの営業フローを参考に因数分解し、要素分けして考えてきました。
多くの経験に基づき、カタログが“営業マン代行”出来るようにするためには下記の10項目についてよく議論して意見を練り出して作りこむ必要があると考えております。

①ターゲット層を明確にする
②ターゲット層の予算帯を想定して値付けする
③ターゲット層が自社商品を利用するシーンを想定してライティング、デザインを行う
④ターゲット層の次のアクションが何かを想定する
⑤商品ＭＤの中で集客商品と収益商品を明確にする
⑥制作実績を掲載する
⑦取引実績を掲載する
⑧お客様の声を掲載する
⑨人感を演出する
⑩社長のメッセージを掲載する

何を売るカタログなのかにもよりますが、全ての要素を洗い出すと上記の10項目が必要です。

カタログのつくり方ひとつで、商品の売れ行きはガラリと変わります。

さらに、“営業マン代行”カタログを作る上で重要なことは、そのカタログのコンセプト設計にあります。
例えば、中小企業の工場をターゲットとする通販カタログを制作することになったとしましょう。
そのような場合はカタログのコンセプト設計を考える際に、下記のようなマトリックスを活用します。

「具体的か抽象的か」という軸と「親近感か高級感か」という軸により４つのマトリックスに分類することができます。

このマトリックス内でターゲットが何処に当てはまるかによってデザインテイストやキャッチコピーが変わってきます。中小企業の工場長をターゲットとする場合は「具体的」で「親近感」に当てはまるものにします。また、大手企業の設計技術者をターゲットとする場合には「具体的」で「高級感」のあるものをご提案します。
そして、「高級感」を訴求するのであれば、デザインも写真基調の空白を取り入れるデザインテイストにしますし、逆に「親近感」を訴求するのであれば、イラスト基調で空白を極力避けるデザインテイストにします。
つまり商品のターゲットによってコンセプトが決まり、コンセプトによってデザインが決まるのです。

カタログのコンセプト設計時に
活用するマトリックス例