ビジネス

2020.10.28

自社ECとモール型ECのメリット・デメリット比較!

ECサイトとは?

ECサイトのECとは「Electronic Commerce」の略で、「電子商取引」という意味です。
「ネット通販」や「ネットショップ」「オンラインショップ」などと呼ばれることもあり、インターネット上で行う商取引のことを指します。

 

ECサイトは実店舗とは異なり、実際に製品を手に取って確認することはできませんが、インターネット環境さえあればいつでもどこでも製品を購入できる点がメリットです。また、家賃や人件費といったコストがかからないため、実店舗よりも比較的低コストで運用できます。

モール型ECと自社ECの違い

ECサイトには大きく分けて「モール型EC」と「自社EC」の2種類があります。

 

●モール型EC
モール型ECとは、複数のショップを集めて構成されたインターネット上のショッピングモールです。
日本のモール型ECでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが有名です。

 

●自社EC
自社ECとは、独自のドメインを得て、個人で運営するECサイトのことです。
自社ECの構築には複数の方法があり、デザインや機能の自由度や制作コストが異なります。

 

モール型ECのメリット


1.集客力がある
モール型ECの最大のメリットはモール自体に集客力があるということです。
ECサイトを立ち上げるにあたり集客は大きな課題になりますが、お客さんが既に多いところで商品を販売できるので集客の面での不安はありません。
またモール全体で定期的に行われる販促イベントも、新規顧客を集めるきっかけとして有効です。

 

2.簡単に出店できる
モール型ECでは登録し、審査に通れば簡単に商品を販売することができます。
商品情報ページの作成や決済方法の選択など、既に準備されているテンプレートに沿って入力するフォーマットがあるため、独自ドメインの取得やデザインなどの専門的なWEB制作のスキルは不要です。
また、梱包や配送、倉庫についてもモールがサポートしてくれるためEC初心者でも安心して簡単にオンラインでの販売が始められます。

 

3.信頼性がある
有名モールに出店していることで信頼されやすくなります。ショップ自体の知名度が低くても、モールのブランド力によって、顧客は安心感を持って購入に進むことができます。レビューやモール内の評価が高まれば、相乗的に売上を伸ばすことも可能です。
またユーザーからのセキュリティー面での信頼も大きいです。クレジットカード情報や住所などの個人情報をとり扱うECサイトは、セキュリティーの信頼性はとても重要なポイントになります。

 

モール型ECのデメリット

1.競合との差別化が難しく、ショップの個性が出しにくい
モール型EC内では同業他社の商品が沢山並ぶため差別化が難しく、価格競争が起きやすくなります。
差別化が難しい理由の1つはモール内でのデザインやレイアウトは統一されており、ショップのカラーを前面に出せないことです。商品の検索結果では価格と共に他社商品と一覧で出されてしまい世界観やブランドイメージでの訴求が難しくなります。

 

2.出店料や手数料がかかる
モール型ECは集客や配送まで簡単にできるだけあって、出店・販売するための手数料がかかります。
月額使用料の他にも販売手数料や出品手数料、システム料金などが発生します。手数料はショップの利益を圧迫してしまうこともあるので、モール型ECで販売するときは各モールの料金体型の確認が必須です。

 

3.顧客情報が取れない
モール型ECでの顧客情報はモール側が管理します。
そのため、顧客リストから直接マーケティングメールを送ってリピーターを増やすなどのアプローチは行いにくいでしょう。

 

自社ECのメリット


1.デザイン・機能などが自由
自社ECサイトは機能やデザインを自社の顧客やブランドイメージに合わせてカスタマイズができます。
例えば、ユーザーに合った決済方法や販売方法を用意したり、サイト内のデザインの変更や商品のブランドイメージを伝えるブランドストーリーのページを追加したりと自社ECサイトではターゲットに合わせたブランディングをすることができます。

 

2.費用が安い・利益率が高い
自社ECサイトではモール型ECでの出品でかかっていたような出店料などはかかりません。
ECサイト作成サービスなどを利用すれば、サーバー管理・保守にかかるコストや高額なランニングコストをかけずに自社ECサイトを運用することができます。
また、モール型ECとは違い価格競争にならないので利益率が上がります。

 

3.データ活用がしやすい
モール型ECとは異なり、データは全て自社ECのものとなります。
なので、購買データや顧客データをうまく活用できれば、様々なマーケティング施策を打つことができリピート率を向上させることも可能です。

 

自社ECのデメリット

1.自社で集客しなければならない
モール型ECとは違い、自社ECは作っただけではお客さんは訪れません。
そのため、SEOや広告、SNSなどを活用してお客さんを自力で集める必要があります。
特にSEOや広告にはある程度知識が必要になるので、外注するか知識をつける必要があります。

 

2.成果が表れるまでに時間がかかる
自社ECを1から始める場合は集客し、リピーターを増やし利益を上げるのは短時間でできることではありません。
サイトへの訪問者数を増やすこと、客単価を上げること、リピーターを増やすことが、売上を伸ばすポイントとなります。
日頃から顧客情報や購入データを参考に戦略と数値目標を立て、効果測定をしながらマーケティング施策を行っていく必要があります。

 

まとめ

結論から言うと、両者に長所と短所があり、どちらが正解とは一概に言えません。
というのも、商品自体の認知度によっても自社ECとモール型ECのどちらが良いのかが変わってくるからです。
売り出す商品の認知度が低い場合、ダイレクトに自社商品を探して辿り着いてくれる顧客はあまりいないでしょう。
そんな商品を扱う場合は、集客力のあるモール型ECの方が合っているといえます。
すでに世間にある程度認知されているようであれば、顧客が自ら当商品をさがしてくれる可能性が高くなるので、利便性を重視して自社ECでショップを開設してみるのもいいかもしれません。

 

弊社、日広株式会社ではECサイトも含めたホームページのご相談もお受けしており、本年は特に様々な企業様からご相談を頂いております。

 

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