インターネットの普及により、新聞媒体の需要は減少しつつあるものの、到達率や費用対効果の高さから現代でも多く利用されている広告手法のひとつですが、一般社団法人日本新聞折込広告業協会出稿統計データでは大きく減少しています。特に九州では、2019年と2020年を比べると折込全体で73.3%・流通では69.4%と全国的にも減少幅が大きくなっています。
1.折込広告って効果あるの?
折込チラシの反響率は、一般的に0.01~0.3%といわれています。反響率とは、チラシを配布したユーザーのうち、実際に商品やサービスを利用した人数の割合を示すものです。
スーパーなどの業種では、その反響率が1%にまで至る場合もあり、業種によって数値が異なります。業種・地域・年齢によっては、まだまだ効果も期待できる媒体です。
【折込広告のメリット】
○店舗周辺にいる顧客にアピールできる
○情報の信頼性が高い
○保存性が優れている
○短期間で集客できる
○主婦層やファミリー層、高齢者層にアピールしやすい
【折込広告のデメリット】
○新聞を取っていない世帯にはアプローチができない
○持続的な効果が期待しにくい
○掲載できる情報量が限られている
2.ポスティングと折込広告
【新聞折込が向いているケース】
○幅広いエリアに配布したいとき
○中高年・主婦層にアプローチしたいとき
○費用を抑えてチラシを配布したいとき
【ポスティングが向いているケース】
○若年層にもチラシを届けたいとき
○新聞に折り込めない大きさや材質のチラシを配布したいとき
○戸建てやマンションなど配布場所を限定したいとき
3.WEB広告
WEB広告にもさまざなな種類がありますが、広告の特性とメリットを紹介いたします。
【リスティング広告】
検索エンジンでユーザーが検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告
○商品購入・問い合わせしたい人に広告が出せる
○少額でも成果が出やすい
○即日配信できるためすぐに成果に繋がる可能性が高い
【ディスプレイ広告】
Webサイトやアプリ上に写真やイラストとともに掲載される「バナー広告」
○購買意欲がそこまで高くない、潜在層へのアプローチが可能
○リターゲティング機能で、ユーザーを追跡して広告表示が可能
○画像や動画で視覚的・聴覚的な訴求でブランディングに適している
【SNS広告】
SNSの利用者に向けて提供される広告
○詳細で精度の高いターゲティングができる
○BtoCのマーケティング向き
○安価に広告をスタートすることができる
【動画広告】
動画コンテンツの前後や再生途中に挿入されたり、バナー広告枠の中に流れたり、SNSのフィードの間やニュースアプリに表示される動画の広告
○より多くの情報を発信できる
○広告の効果測定や改善がしやすい
○商品などのイメージが伝わりやすい
【ジオターゲティング広告】
見込客の位置情報に基づいて提供される広告
○エリアを指定した広告配信が可能
○ユーザーの動向を計測できる
○ユーザーへの通知が可能
4.まとめ
これからの広告は、ターゲットの年齢層や心情を考えてどこに出稿していくのかをしっかりと考えていく必要があります。折込広告・ポスティング広告・WEB広告と紹介しましたが、それぞれのメリットをしっかりと理解して広告を展開していく事が重要です。「福岡パンフレット制作.com」では、それぞれの広告をワンストップでご提案からデザイン・出稿まで実施いたします。お気軽にご相談ください。