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1.はじめに
記念誌づくり。
「どんな写真を使おう?」「どんな構成にしよう?」…と、ワクワクする一方で、実は一番の悩みどころは「文章」ではないでしょうか?
「代表の挨拶、失礼なく伝えたいけど…」
「卒業生の寄稿、みんなの心に響かせたいけど…」
「そもそも、書き出しから何を書けばいいの?」

そう、多くの方が「何を書くか」よりも「どう書けばいいのか」という“書くこと”そのものに不安を感じているはずです。
でも、安心してください。
記念誌に求められるのは、完璧な文学作品ではありません。
本当に大切なのは、「想いが、ちゃんと伝わること」。
過去の思い出を、未来へつなぐ架け橋となる記念誌。
そのためには、“ただの記録”ではなく、**“読み手の記憶に残る文章”**が不可欠です。
このブログでは、そんな「想いの詰まった記念誌」を、文章の力で完成させるためのノウハウを、余すことなくご紹介します。
さあ、読み終える頃には、きっとあなたも「これなら自分にも書ける!」と自信を持てるようになっているはずです。
※弊社で制作させていただいた「建設コンサルタンツ協会 九州支部様」のインタビュー記事もご参照ください。
2.記念誌とは「文章で想いを伝える道具」

2-1.なぜ“文章”がここまで大切なのか?
例えば、こんな一文を読んでみてください。
「昭和58年、校舎もまだ未完成だったあの春。雨漏りする仮設教室で、私たちは泥だらけになりながら開校式を迎えました。」
いかがでしょうか?
たったこれだけの言葉で、当時の情景や音、空気感まで、鮮やかに目に浮かぶように感じませんか?
これこそが、記念誌の文章が持つ力です。
写真だけでは伝えきれない、「心に刻まれた記録」。それこそが、文章が担う最も大切な役割なのです。
2-2.記録よりも「記憶」に残すために

- ・あの時、何を感じたのか?
- ・どんな困難を、どう乗り越えたのか?
- ・誰と一緒に笑い、誰と一緒に涙したのか?
- 例:「私たちは、あの日…」「私が忘れられないのは…」
- 読み手は、書き手の“個人的な体験”に誘い込まれ、共感しやすくなります。
- 例:「○○先生のあの笑顔」「放課後の校庭に響いた打球音」
- 五感を刺激する具体的な表現は、読み手の記憶の中にある光景や感情に触れ、共感を深めます。
- 例:「本当に楽しかった」「悔しくて涙が止まらなかった」「心から感謝しています」
- 飾らない、素直な感情表現は、読み手の心にまっすぐ届き、深い感動を与えます。
- 「○○会は今年、創立50周年を迎えました。関係者の皆様に深く感謝申し上げます。」
- → 確かに丁寧ですが、無難すぎて、残念ながら印象に残りません。
- 「50年前、ここにあったのは、ただの空き地でした。
そこに杭を打ち、机を運び、最初の一歩を踏み出したのが、私たちの始まりでした。」 - → まるで物語の始まりのように、読者の“感情”に直接語りかけ、続きを読みたくさせる導入です。
- 「1985年、法人として初めての大規模移転を経験しました。
急な決定で、当時のメンバーは皆、不安な顔をしていたのを今でも覚えています。
けれど、段ボールを抱えて笑っていたあの瞬間から、『変化を恐れず進む』という私たちの文化が始まったのです。」 - → どうでしょうか?単なる「移転の記録」が、“感情”と“未来への意味”を帯びた、一つの心温まる物語に変わりました。
- 「この50年があったからこそ、私たちはこれからの50年にも、胸を張って進むことができます。」
- 「多くの人々の温かい想いが重なってできたこの場所を、次の世代へ、静かに、そして確かに渡していきたいと思います。」
- 「また10年後、今日と同じように笑いながらこの記念誌をめくれたら、それ以上の幸せはありません。」
- 最後の“結びの一言”が心に深く響くかどうかで、文章全体の完成度が決まります。読後感を意識して、素敵な「おしまい」を設計しましょう。
- このたび、創立50周年という記念すべき節目を迎えることができました。これもひとえに、長きにわたり私たちを支え、お力添えくださった皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。
私たちがこれまで歩んできた道のりは、決して平坦なものではありませんでした。しかし、どの瞬間にも、誰かの温かい想いがあり、誰かの支える手がありました。だからこそ、今日この日まで、皆で歩み続けることができたのだと、今、深く感じています。 - 「事実」だけでなく「感情」を添える:
「50周年」という事実だけでなく、「感謝」や「歩みを振り返る想い」を盛り込みましょう。 - 具体的な「誰か」や「場面」に触れる:
「皆様」だけでなく、「あの時の誰かの手」のように具体的に表現すると、より印象深くなります。 - 「自分の言葉」で語りかける:
形式ばりすぎず、代表者自身の言葉として読めるよう心がけると、誠意が伝わります。 - あの日の放課後、机を黒板側にぎゅっと寄せて、みんなで夢中になって作戦会議をした文化祭のこと。何も決まっていなかったのに、なぜか笑いが絶えず、ただただ楽しかった。あの時の、なんとも言えない空気感は、大人になった今でも時々、ふと蘇ってきては、心を温かくしてくれます。あの瞬間こそが、私にとっての“青春”だったのだと、ようやく気づきました。
- 具体的な場面描写で「空気ごと」伝える:
五感を刺激する描写は、読み手の記憶を呼び覚まし、その場の雰囲気まで伝わります。 - 大げさに書かず、日常の一場面から“感情”を切り出す:
誰もが共感しやすい、何気ない日常の瞬間こそ、心に響く力があります。 - 「過去の自分」と「今の自分」をつなぐ視点:
時間が経ったからこそ見える気づきや感情は、文章に深みを加えます。 - ・「1985年。校舎裏で拾った小さな子猫が、いつの間にか私たちのマスコットになっていました。」
- ・「初の海外研修。空港で手を振る姿は、不安と期待が入り混じった、忘れられない表情だった。」
- ・「あの廊下の“きしみ音”まで、今でも覚えている」
- ・「“変わらない”こと。それもまた、私たちの強さだった」
- 1.時間を切り取る型:
「〇年前のあの日、私はこの場所に立っていました。」 - 2.感謝から始める型:
「まずは、これまで私たちを支え、導いてくださった皆さまに、心からの感謝を申し上げます。」 - 3.風景描写型:
「窓から差し込む春の光が、あの懐かしい教室を、今でも鮮やかに思い出させます。」 - 4.会話を引用する型:
「『また明日な!』――その言葉が、彼と交わした最後の会話になるなんて、想像もしていませんでした。」 - 5.驚き・数字で始める型:
「気がつけば、もう30年。あの頃、子どもだった私が、いま、親としてここにいます。」 - 6.比喩で始める型:
「この場所は、私にとって人生の“帰る場所”であり、いつでも羽を休められる故郷でした。」 - 7.問いかけ型:
「あなたにとって、あの頃はどんな時間でしたか?何を思い出し、誰を近くに感じますか?」 - 8.小さな出来事から始める型:
「最後のチャイムが鳴った後も、誰も帰らずに黒板に寄せ書きをしていた、あの日の夕暮れ。」 - 9.自分の変化から入る型:
「あの頃の私は、人前で話すのが苦手で、いつも俯きがちでした。」 - 10.未来への希望で始める型:
「この記念誌が、未来を担う誰かに、小さな光を届けることを願って、筆を執りました。」 - ・例:「最初は右も左もわからず、うまくいかず、何度も壁にぶつかりました。」
- ・例:「でも、あの時の試行錯誤や失敗があったからこそ、今の私たちがいると強く感じています。」
- ・例:「このかけがえのない経験を、次の世代へしっかりと受け継いでいけたらと心から願っています。」
- ・「支えてくださった方々への感謝の気持ちは、言葉では到底尽くせませんが…」
- ・「何よりもまず、この場を借りて心からお礼を申し上げたい方がいます。」
- ・「今でもあの瞬間のことを、まるで昨日の出来事のように鮮やかに思い出します。」
- ・「私の記憶の中に、決して色褪せない一枚の写真があります。」
- ・「この記念誌には、どうしても皆様に伝えておきたい、大切な気持ちがあります。」
- ・「長い時間が経った今だからこそ、素直に言えることがあります。」
- ・「この記念誌に綴られた足跡が、未来の誰かの歩む力になれば、これ以上の喜びはありません。」
- ・「私たちの経験が、次の一歩を踏み出す勇気に繋がることを願っています。」
- 「初稿で完璧じゃなくていいですよ」というメッセージは、書き手の心理的負担を大きく下げます。
- 編集者が読むだけでなく、書き手本人にも、一度書いた文章を「寝かせて」から読み返してもらう時間を設けましょう。
- ・書き手が「急かされている」と感じない、ゆとりのあるスケジュール設計を。
- ・締切は“文章が完璧に完成する日”ではなく、“言葉がじっくりと熟成する日”と捉えましょう。
- ・企画担当者:
「この章は誰にお願いしようか?」「どんなエピソードが欲しいか」など、全体の構成と方向性を把握し、書き手をサポート。 - ・補佐役(取材・聞き書き担当):
「書くのが苦手」という人に代わって話を引き出し、言葉をまとめる役割。インタビュー形式でエピソードを引き出すのも効果的です。 - ・編集校正担当:
書き手が綴った“想い”を損なうことなく、言葉を整え、誤解が生まれないよう仕上げる専門家。 - ・読み手目線で読む:
「もし私が読者だったら、この言葉はどう響くだろう?」と客観的に考えてみましょう。 - ・声に出して読む:
実際に声に出して読むと、文章の詰まる部分やリズムが悪い部分が見つかります。そこは「伝わりにくい」サインです。 - ・削れる言葉は思い切って削る:
余計な言葉を削るだけで、文章は劇的に引き締まります。「てにをは」の整理だけでも印象はがらりと変わります。 - ・「事実確認」を徹底的に:
日付、人名、役職、肩書きなど、数字や固有名詞の間違いは信頼を損ねます。複数人で丁寧にチェックしましょう。 - ・漢字・ひらがな・カタカナのバランス:
漢字ばかりだと堅苦しく、ひらがなばかりだと幼い印象になります。読みやすさのバランスを意識しましょう。 - 他人に読んでもらい「客観的な視点」を入れる:
自分で書いた文章は、客観的に見ることが難しいものです。第三者の視点を入れることで、新たな気づきが得られます。 - 良い記念誌とは、「良い言葉が、良い環境に支えられている」ものです。
書き手がのびのびと、素直な気持ちで想いを綴れるように――
そのために、“制作体制そのもの”が温かく、協力的であることが、成功への何よりの鍵となるでしょう。 - ・書き始めは「話すように書く」ことを意識しましょう:
まずは誰かに語りかけるように、頭に浮かんだ言葉を書き出してみる。一度“話し言葉”でざっくり書き、あとから記念誌にふさわしい丁寧さに整える方が、自然で温かい文章になります。 - ・敬語の多用は避けましょう:
「〜いたしました」「〜でございます」などの敬語を過剰に使いすぎると、かえって“心の距離”を感じさせてしまいます。適度に砕けた表現も取り入れ、読み手との親近感を意識しましょう。 - ・一文を短くする:
一文が長すぎると、読み手は途中で疲れてしまいます。主語と述語を明確にし、一文を短く区切るだけで、読みやすさが格段に上がります。 - ・本記事の「5-1. 語り出しのパターン10選」を活用しましょう:
さまざまな切り口から始めることで、文章に新鮮さが生まれます。 - ・「その人にしか書けない思い出」から始める:
誰もが知る出来事ではなく、あなただけが覚えている小さなエピソードから語り始めると、自然とオリジナリティが生まれます。 - ・無理に変えようとせず、“自分の言葉”に寄せる:
テンプレートを意識しすぎず、「自分ならどう話すか」を優先する。それが結果的に、あなたの文章に最も個性と温かさをもたらします。 - ・昔の写真を眺めながら書く:
実際にその時の写真や記念品を眺めてみましょう。記憶と感情が自然にリンクし、言葉がスルスルと溢れ出してくることがあります。 - ・口に出して、録音してみる:
話しながら出てきた言葉の中にこそ、“あなたらしさ”や“本音”が潜んでいます。それを書き起こしてみましょう。 - ・無理に美しい言葉を使おうとせず、“伝えたい中身”を優先する:
飾らない、素直な言葉だからこそ、ダイレクトに伝わる文章があります。テクニックよりも「想い」を大切にしてください。 - ・思い出すのは「事件」よりも「空気感」:
大事件でなくても、毎朝挨拶してくれた警備員さんの笑顔や、放課後の教室の匂いなど、五感に残る「空気感」こそが、リアリティのある文章につながります。 - ・「ありがとう」「ごめんなさい」「嬉しかった」のどれかを軸にする:
自分の素直な感情を起点にすると、文章は流れやすくなります。 - ・分量は欲張らない:
一般的には300〜500字程度で十分です。一つの場面や感情を丁寧に描く方が、あれこれ詰め込むよりも、読み手の印象に残ります。 - A.はい、書けます。文章は“長さ”ではなく“濃度”です。たった一行でも、あなたの心からの気持ちが込められていれば、それは誰かの心に深く響く、立派な「記念の言葉」になります。
- A.無理に正確さを追い求める必要はありません。「覚えている範囲」で、ご自身の記憶に残っている情景や感情を綴ってください。記念誌は「歴史資料」ではなく、「個々の思い出の記録」です。たとえ多少あいまいでも、その人の視点から描かれた情景には、かけがえのない価値があるのです。
- A.最初から“完璧”を目指す必要は全くありません。「まずは書く」→「一度寝かせて整える」→「誰かに読んでもらう」――この3段階を踏めば、文章は自然と磨かれていきます。あなたが心を込めて書いた言葉を、編集者や仲間が全力で支え、読みやすい形に仕上げてくれます。それが、チームで記念誌を作る喜びでもあります。
こうした、書き手の**“揺れる感情”**を言葉にすることで、「ああ、あの時のことだ!」と読み手の記憶が鮮やかに蘇るのです。
2-3.読み手を惹きつける3つの文章視点

●視点が「私」になっているか?
●具体的な描写があるか?
●感情がにじんでいるか?
これらが揃えば、読み手の心に深く刻まれる、記憶に残る一冊となるでしょう。
1.視点が「私」になっている
2.具体的な描写がある
3.感情がにじむ
3.心に響く記念誌の書き方
残念ながら、記念誌に載る文章の多くは、「読み飛ばされがち」という現実があります。
なぜなら、「誰にでも当てはまるように」と意識しすぎた結果、かえって**“誰の心にも響かない文章”**になってしまうからです。
しかし、ご安心ください。
記念誌の文章には、読み手の心を動かすためのちょっとした**“仕掛け”**が必要です。
これは特別な文才がなくても、少しの工夫で誰でも実践できます。
ここでは、あなたの文章に“命を吹き込む”ための、とっておきの3つの技法をお伝えします。
3-1.書き出しで読み手の感情をグッとつかむ
これは記念誌に限らず、すべての文章において最も重要なポイントです。
なぜなら、読み手は最初の一文で「読み進めるか、やめるか」を判断しているからです。
つまり、“書き出しの数行”が勝負。ここで読者の心を掴めるかがカギとなります。

【ちょっと残念な例】
【心を掴む良い例】
「物語のように始める」「心に問いかける」「印象的な情景を描写する」など、読み手の頭の中に映像が浮かぶような書き出しが、理想的です。
3-2.「事実」と「感情」を上手に織り交ぜる

しかし、単なる“事実”だけでは、読み手の心は動きにくいものです。
大切なのは、**「その時、私たちは何を感じたのか」**という“感情の補助線”を加えること。
【例】
記念誌の文章は、「事実だけ」でも、「感情だけ」でも成り立ちません。
この二つをまるで糸のようにうまく“掛け合わせる”ことで、読み手の記憶にしっかりと刻まれる文章が生まれます。
3-3.読み終わった後の「心境」までデザインする文章構成
記念誌の締めくくりにふさわしいのは、読者の心に温かい余韻を残す**「希望」「感謝」「未来」**のいずれかのメッセージです。これらの言葉で締めくくることで、読み終えた後も長く心に残る一冊となるでしょう。

【読者の心に残る、締めの一文例】
4.挨拶文・寄稿文の例文集
さあ、ここからは実践編です。すぐに使える例文をいくつかご紹介します。
ただし、大切なのは“丸ごと真似る”ことではありません。これらの例文を「たたき台」として、あなたの心にある想いを乗せて、ご自身の言葉に置き換えることで、初めて本当に響く文章が完成します。
4-1.代表者挨拶:誠意と感謝を伝える言葉選び

【例文】
【心を伝えるポイント】
4-2.寄稿文:エピソードからにじむリアリティ

【例文】
【心を伝えるポイント】
4-3.キャプション・小見出しで表現を補強する技法

【キャプション例】
【小見出し例】
このように、「見出し」もまた、短い“物語”として機能させることで、ページ全体に奥行きが生まれます。
※弊社ブログ「記念誌制作のポイント」をテーマにした記事も合せてご参照ください。
5.書き手のためのテンプレート集
「何を書けばいいのかわからない」
「気持ちはあるのに、どう言葉にすればいいのか…」
そんなときこそ、“型”があなたの強力な助けとなります。
ここでは、記念誌にふさわしい文章の「型」や「書き出しのパターン」、「筆が進まないときの補助フレーズ」をご紹介します。これらを活用し、あなたの不安を和らげ、“あなただけの言葉”を引き出すきっかけにしてください。
5-1.語り出しのパターン10選

このように、最初の一文に「温度」を込めることで、読者は文章の中にぐっと引き込まれていきます。
5-2.過去→現在→未来をつなぐ「物語の型」

【構成テンプレート】
・導入:過去の回想
・展開:現在の気づき・成長
・結び:未来への言葉・願い
この「過去 → 現在 → 未来」という型は、代表挨拶文から卒業生の寄稿文まで、幅広い用途に応用できます。まるで一本の物語のように、読み手の心を引き込みましょう。
5-3.書けないときの“助け舟”フレーズ集

どうしても筆が進まないとき、思考を解きほぐす“起点”となる言葉を用意しておくと、自然に文章が流れ出すことがあります。
【感謝の表現を深めるフレーズ】
【思い出への自然な導入フレーズ】
【伝えたい「想い」を表現するフレーズ】
【未来への希望を語るフレーズ】
文章は「構えて」書くと苦しくなります。ですが、“伝えたい想い”から始めれば、言葉は自然とあとからついてくるものです。
6.記念誌制作で文章に集中する環境づくり
良い文章は、「静かな部屋」で一人きりで書かれるとは限りません。むしろ、心に余白がないと、言葉には命が宿らないものです。
記念誌の執筆は、多くの場合、日常業務や時間の制約の中で進められます。そのため、書き手にとっては「重荷」に感じられてしまう瞬間もあるでしょう。
ここでは、“書きやすさ”を追求した記念誌制作のための、3つの視点をご紹介します。
6-1.書き手を「急かさない」ライティングスケジュールの立て方

【理想的なスケジュールの流れ】
1.企画段階で「誰が」「いつまでに」書くかを明確に決定。
2.締切の2週間前に“仮提出日”を設定:
3.推敲・校正のための“十分な調整期間”を確保:
【大切なポイント】
6-2.書き手を「孤立させない」チーム設計

【書きやすくなる役割分担のしかた】
こうした分担を明確にすることで、「文章を書くのが苦手な人」でも、「自分の大切な想いを伝えたい人」として、安心して制作に参加できるようになります。
6-3.推敲・校正で文章に「命」を吹き込む方法

【推敲(すいこう)のチェックポイント】
【校正(こうせい)の観点】
※弊社ブログ「特別な記念誌」をテーマにした記事も合せてご参照ください。
7.よくある質問(Q&A)
記念誌の執筆で多く寄せられるのは、「文章そのもの」に関する不安や疑問です。ここでは、実際に多く聞かれる悩みと、それぞれに実践的なアドバイスをお伝えします。
7-1.「文章が固くなりすぎてしまう」ときは?

【とっておきの対策】
7-2.「書き出しが毎回ワンパターンになる」…

【とっておきの対策】
7-3.「自分らしい言葉」が見つからない

【とっておきの対策】
7-4.寄稿を依頼されたが、何を書けばいいのかわからない…

でも、“大げさなエピソード”や“立派な実績”は一切不要です。
本当に必要なのは、**あなたの心に深く残っている“ひととき”**です。
【とっておきの対策】
8.Q&A(補足)

Q.時間がなくても、印象的な文章は書ける?
Q.過去の出来事を正確に覚えていないのですが…
Q.校正や編集が苦手です…
9.まとめ
記念誌は単なる記録冊子ではなく、想いを言葉にするかけがえのない場です。紙面を通して人との繋がりを再確認し、未来へ受け継ぐ「静かで温かい贈り物」と言えます。出来事を記すだけでなく、心の通い合いを形にし、世代を超えて感動を伝える大切な役割を担います。
本記事では「伝わる記念誌の文章術」というテーマのもと、
・文章で読み手の心を動かすための秘訣
・すぐに使える代表挨拶文・寄稿文の例文
・書き出しや文章構成のテンプレート
・書き手にとってストレスなく書ける制作環境の整え方
・よくある文章の悩みとその解決法
などを、“読む人の心に届く言葉”を第一に据えてお伝えしてきました。
◆記念誌の文章に必要なのは、「上手さ」ではない

器用じゃなくても、簡潔でなくても、ちょっと照れくさくても――。
その言葉が「あなたのもの」であれば、きっと読む人の心にはまっすぐ届くはずです。
◆あなたにしか書けない文章が、必ずある
他の誰かでは気づけなかった小さな優しさ。
他の誰かでは見えなかった、あの日の風景――。
それを言葉にできるのは、“あなた”しかいません。
記念誌は、**一人ひとりの大切な言葉が積み重なってできる「時間の宝石箱」**なのです。

◆最後に伝えたいこと

それは、書く人にとっても「癒し」となり、「新たな気づき」となり、「前向きな再出発」のきっかけになることさえあります。
もし、あなたがこの先、記念誌の一文を託されることがあれば、
どうか恐れず、心を開いて、素直な言葉で、あなたの物語を綴ってください。
その文章は、きっと読み手の心を温めるだけでなく、
巡り巡って、やがて誰かの未来を明るく照らす言葉になるかもしれません。
「想いを、言葉に。」
それこそが、記念誌における最も大切な書き方のコツです。

【記念誌制作は、ぜひ弊社にお任せください!】
私たちはこれまで、数多くの企業様や団体様の記念誌作成をお手伝いしてまいりました。
[こちらが弊社の記念誌制作事例です]













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