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執筆日:2023.09.26

変更日:2025.09.29

執筆者:PONPON

会社案内作成のプロが教える!成果を上げる内容構成と表紙デザインのコツ

1.はじめに


会社案内は単なる紹介資料ではなく、企業の顔であり営業の最前線ツールです。展示会、商談、採用活動など、あらゆるシーンで「第一印象」を決定づけます。特に紙の会社案内は、手に取った瞬間に伝わる「質感」や「重み」によって、デジタル資料にはない信頼感を生み出します。本記事では、会社案内の制作を検討している企業様に向けて、成果を上げるための内容構成と表紙デザインのコツをプロの視点から徹底解説します。

2.会社案内制作の基本構成

2-1.必ず盛り込むべき要素

効果的な会社案内に必要な情報は以下の通りです。

1.会社概要(沿革、理念、ミッション、代表挨拶)

2.事業内容・製品サービス(特徴・強み・導入メリット)

3.導入実績・取引先(安心感を与える客観的事実)

4社員紹介・企業文化(信頼関係を生む要素)

4.お問い合わせ情報(行動を促す導線)

実際に弊社で制作したパンフレットをこちらで紹介しております。

2-2.ストーリー性のある構成

ただ情報を箇条書きのように並べるだけでは、読者の心にはなかなか響きません。そこで重要になるのが「ストーリー設計」です。

「課題提示 → 解決策 → 実績 → 信頼 → 行動喚起」
という流れを意識することで、文章に一本の筋道が通り、読者は自然と最後まで読み進めてくれます。

例えば、まず「読者が直面している課題」を提示することで共感を得ます。次に「その課題をどう解決できるか」を示し、さらに「実際の成功事例やデータ」を加えることで説得力を高めます。そのうえで「信頼できる根拠(企業の実績や専門性)」を示すと、読者は安心して読み進められます。そして最後に「行動喚起(お問い合わせや購入など)」を明確に提示することで、読者は行動に移りやすくなるのです。

このようなストーリー性のある構成は、単なる情報伝達にとどまらず、読者の感情を動かし、信頼を築き、最終的には成果につなげる力を持っています。

2-3.問い合わせにつなげる導線

どれほど魅力的なコンテンツを作っても、読者が「次に何をすればよいのか」を理解できなければ行動にはつながりません。そこで重要になるのが、行動を促すための導線設計です。

各章の最後にQRコードや電話番号を配置することで、読者は文章を読んだその場で行動を起こすことができます。たとえば「今すぐ資料請求する」「無料相談に申し込む」といった行動が、わざわざ別のページに移動したり検索したりせずに完結するのです。

この仕組みは、心理学的にも効果的です。人は「気持ちが高まった瞬間」に行動を起こしやすいため、文章を読み終えた直後に導線があれば、スムーズに行動へと移行できます。逆に導線がないと、時間が経つほど関心は薄れ、せっかくの興味を取り逃してしまう可能性があります。

つまり、読者の熱が冷めないうちに「行動のきっかけ」を提示することが、問い合わせや購入といった成果に直結するのです。パンフレットやブログ記事を制作する際は、情報提供だけでなく行動導線の設計までを一貫して考えることが、成果を上げる大きなカギとなります。

3.ページ数とレイアウト設計

3-1.最適なページ数

4P(二つ折りパンフレット)はコスト重視の企業に最適

パンフレット制作において「情報量」と「コスト」のバランスは、多くの企業が頭を悩ませるポイントです。その中で、最もシンプルで効率的な形態が 4P(二つ折り)パンフレット です。見開きで4ページという限られたスペースだからこそ、余分な要素を省き、本当に伝えたいメッセージだけをコンパクトにまとめられます。

会社概要やサービス紹介、商品カタログの抜粋など、最小限で最大の効果を狙う用途に適しています。また、印刷費や加工費も8P以上の冊子に比べて大幅に抑えられるため、コスト重視の企業様にとって最も実用的な選択肢となります。特に展示会や営業訪問で大量配布する場合、単価を下げながらもしっかりとした印刷物を提供できるのは大きな強みです。さらに、二つ折りはサイズや用紙を工夫することで印象を変えられるのも魅力です。A4仕上がりでスタンダードに仕上げれば信頼感を、変形サイズや厚めの紙を選べば高級感を演出できます。コストを抑えながらも「企業の個性」を表現できる余地が大きいのです。パンフレット制作において「まずは無理のない予算で始めたい」「必要な情報を簡潔に届けたい」とお考えなら、4P(二つ折り)タイプは最適解。シンプルだからこそ磨かれるデザイン力で、企業の強みを効果的にアピールできます。

6P(三つ折りパンフレット)は情報量と持ち運びやすさの黄金バランス

「情報をしっかり盛り込みたいけれど、大きな冊子ではかさばる」――そんな課題を解決するのが 6P(三つ折り)パンフレット です。紙を三つ折りにした6ページ構成は、必要な情報を整理して伝えるのに十分なスペースを確保しつつ、折りたたむことでポケットやカバンにすっきり収まります。展示会や店頭での配布、観光案内や商品ガイドなど、多様なシーンで活用される定番のスタイルです。デザイン面でも自由度が高く、表紙+裏表紙でブランディングを

印象付け中面3ページでストーリー性を持たせた情報展開裏面にアクセス情報やQRコードを配置といったように、読み手の導線を自然に設計できます。これは「開く楽しみ」「流れるような情報提示」が可能な点で、二つ折りにはない強みです。さらに、印刷コストは8P以上の冊子よりも抑えられ、4P(二つ折り)よりも情報量を載せられるため、コストパフォーマンスの良さでも選ばれています。「しっかり伝えたいけれど、手軽に持ち運んでもらいたい」――その両方を叶えるのが6P(三つ折り)パンフレット。情報量と利便性を兼ね備えた万能型ツールとして、多くの企業・自治体で採用されています。

8P(冊子型パンフレット)は情報をしっかり届けたい場面に最適

パンフレット制作において、「信頼性」と「情報量」は時に最も重視される要素です。その両立を可能にするのが 8P(冊子型)パンフレットです。ページ数が増えることで、企業理念や沿革、事業内容、製品紹介、CSR活動、財務データなど、多面的な情報を体系立てて掲載することが可能になります。特に採用活動における会社案内や、投資家向けの

IRパンフレットでは、4P・6Pでは収まりきらない詳細情報をしっかり届けられる点が大きな強みです。冊子型の形式は「本格感」を演出するため、手に取った人に「信頼できる企業」という印象を与えやすく、ブランディングの観点でも効果的です。また、読みやすさを考慮して1ページごとに情報を整理できるため、デザイン的にも見やすく、内容理解がスムーズになります。さらに、8Pはボリューム感がありながらも印刷コストが抑えやすいバランスの良い仕様。100ページを超える無線綴じの冊子ほど重くならず、配布や持ち運びにも適しています。採用説明会、株主総会、投資家説明会など、「しっかりと伝えたい」場面で威力を発揮するのが8Pパンフレット。情報量と信頼感を兼ね備えた、企業価値を高める一冊となるでしょう。

3-2.レイアウトの鉄則

レイアウトにおいて最も大切なのは、情報を「見やすく」「伝わりやすく」整理することです。デザインの美しさよりも、まずは読み手が迷わず視線を運べる流れをつくることが鉄則といえます。そのためには、余白を適切にとり、要素の強弱を明確にすることが欠かせません。

特に、見出し・本文・画像といった要素を階層的に配置し、視線誘導を意識したレイアウトを組むことで、情報の優先度が自然に伝わります。また、整列・反復・近接といった基本原則を守ることが、デザイン全体の統一感を高めましょう。

さらに、1ページにつき1テーマで情報を整理し、写真と文章の比率は5:5を目安に配置し、余白を確保して読みやすさを優先することで、見る人にとって負担のないレイアウトを実現できます。つまり「整理・強弱・誘導」に加え、「シンプルでバランスの取れた構成」を徹底することが、レイアウトにおける普遍の鉄則といえるでしょう。

3-3.視覚的効果を高めるデザイン

デザインにおいて最も大切なのは、情報をただ並べるのではなく「いかに目に入りやすく、記憶に残るか」 を工夫することです。そのために有効なのが、インフォグラフィックの活用です。グラフや図解を取り入れることで、複雑な情報も直感的に理解でき、文章だけでは伝わりにくい内容を視覚的に補うことができます。さらに、視線誘導を意識したレイアウトも欠かせません。人の視線は「大きいもの」「目立つもの」に自然と引き寄せられるため、アイキャッチとして見出しを大きく配置すること が効果的です。これにより、
読者は「何をまず読むべきか」を迷わずに済み、ページ全体が読みやすくなります。加えて、色や余白の使い方も視覚的効果を高めるポイントです。色は強調や分類に活用し、余白は要素同士を区切ることで情報の整理を助けます。結果として、デザイン全体に呼吸するようなリズムが生まれ、読む人にストレスを与えない仕上がりとなります。

つまり、視覚的効果を高めるデザインとは――

インフォグラフィックでわかりやすく

大きな見出しで視線をつかみ

色と余白で整理とリズムを与える

この3つを組み合わせることで、情報は一気に伝わりやすくなり、読者の記憶にも残りやすくなるのです。

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4.表紙デザインの重要性

4-1.手に取られる表紙の条件

表紙は、その冊子やパンフレットが 「読まれるか、捨てられるか」 を決める最大の分かれ道です。ほんの数秒で「面白そう」「役に立ちそう」と思わせることができなければ、どんなに中身が優れていても読まれずに終わってしまいます。
だからこそ、表紙はデザインの中でもっとも投資すべきポイントだといえます。まず意識したいのは ブランドカラーの活用 です。企業や商品の世界観を色で示すことにより、視覚的に統一感と安心感を与えられます。そして次に重要なのが 大胆なビジュアルや写真。強いインパクトを与えるビジュアルは、直感的に「気になる」と思わせる力を持っています。さらに、企業理念を反映したデザイン にすることで、単なる宣伝物ではなく「その企業が大切にしているもの」を伝えられます。
人は単に情報だけでなく「共感」や「信頼」を感じることで、ページを開く動機を得るのです。

つまり、手に取られる表紙には――

ブランドを象徴する色彩

一瞬で目を奪うビジュアル

理念や想いを込めたデザイン

この3つの要素が欠かせません。これらが組み合わさったとき、表紙は「ただの表紙」ではなく、
思わず開きたくなる扉へと変わるのです。

4-2.企業イメージを高めるデザイン要素

フォント選び:信頼感を出すなら明朝体、親しみやすさならゴシック体

カラー心理:青は信頼、緑は安心、赤は行動を促す効果

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4-3.記憶に残るキャッチコピー

キャッチコピーは、ほんの数秒で人の心を掴み、強く印象を残す力を持っています。短くても意味が伝わり、共感や驚きを生む言葉は、人々の記憶に長く残ります。そのためには、わかりやすさと独自性を兼ね備え、読む人の感情に響くことが重要です。さらに、商品やサービスの特徴を一言で表すだけでなく、「自分ごと」として感じてもらえる表現を選ぶことで、記憶に刻まれるキャッチコピーとなります。
例:

「未来を支えるパートナー」
「100年企業の挑戦」
「地域と共に成長する力」

5.紙質と印刷加工の選び方

5-1.紙質の印象

コート紙:写真を鮮やかに見せたい企業に最適

マット紙:落ち着いた高級感を演出

上質紙:温かみや誠実さを表現

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5-2.高級感を演出する加工

エンボス加工で触感をデザインする

箔押し加工でブランド価値を高める印刷物における「箔押し(ホットスタンプ)」は、ただの装飾ではありません。名刺やパンフレット、パッケージに金や銀の箔が加わるだけで、手に取った瞬間に「特別なもの」という印象を与える力を持っています。ゴールドの輝きは高級感や伝統を、シルバーの煌めきは洗練や先進性を象徴します。例えば、企業のロゴを

箔押しで表現すると、見る人の記憶に深く刻まれるだけでなく、ブランドの格そのものを引き上げる効果があります。また、箔押しは光の反射によって印象が変化するため、動きのある「体験的デザイン」を実現できる点も大きな魅力です。平面の印刷物が、見る角度や照明によって表情を変える――その瞬間に、受け手は「このブランドは一歩先を行っている」と直感的に感じます。さらに、箔押し加工は「保存されやすい」効果も持っています。美しく仕上げられたパンフレットやカードは、受け取った人が思わず捨てずに保管したくなるのです。これは広告効果の長期化、ひいては顧客との関係強化につながります。ブランドの世界観を伝えたいとき、あるいは特別な商品やサービスを打ち出すとき。ゴールド・シルバーの箔押しは、単なる装飾を超えて「信頼」「高級感」「差別化」を一度に表現できる最強の手段と言えるでしょう。

エンボス加工で触感をデザインする

印刷物は「目で見る」だけのものではありません。そこに「触れる」という要素を加えると、受け手の印象は格段に強く残ります。エンボス加工(浮き出し加工)は、まさにその代表的な手法です。紙の表面を押し上げて文字や模様を浮かび上がらせることで、デザインに立体感と陰影を与えます。

例えば、ロゴやブランド名をエンボスで強調すると、視覚だけでなく指先でもブランドを感じ取ることができるのです。これは心理学的に「マルチセンサー効果」と呼ばれ、人の記憶に深く刻まれる働きがあります。さらに、エンボスは上品さと重厚感を演出するため、高級パンフレット、招待状、パッケージなど「特別感を演出したい場面」で力を発揮します。光の角度によって陰影が変わり、シンプルなデザインでも立体的で豊かな表情を見せるため、余計な装飾に頼らなくても存在感を放つのです。また、近年は「ディボス加工(押し込み)」との組み合わせで、モダンで洗練された演出をするケースも増えています。触感の違いを活かすことで、競合他社との差別化を一層強めることが可能です。印刷物は情報を伝えるだけではなく、体験を提供するもの。エンボス加工は、目と指先で感じるブランド体験を実現するための強力なデザイン手法と言えるでしょう。

型抜き加工で差別化を実現する

印刷物で他社と差をつけたいなら、「型抜き加工(トムソン加工)」は非常に有効な手法です。四角いパンフレットやチラシが並ぶ中で、独自の形にカットされたものは視覚的なインパクトを放ち、受け手の記憶に強烈に残ります。例えば、商品に関連したシルエット(ボトル型・車型など)や、ブランドロゴをかたどった窓抜き。

一目で「この会社はユニークだ」と感じさせ、ブランドイメージを強力に訴求できます。さらに、ページをめくる前からデザイン体験が始まるため、開く楽しさや驚きも提供できるのです。型抜き加工は、販促ツール・展示会パンフレット・高級商品のカタログなど、「第一印象が命」の場面に特に効果的。デザインと形状が一体となることで、印刷物が単なる情報媒体から「触れる広告」「体験型のブランド表現」へと進化します。また、型抜きはSNS映えする点でも注目されています。ユニークな形状は写真に撮られやすく、拡散効果を期待できるため、デジタル時代の販促戦略にもマッチします。印刷の世界では「形もまたメッセージ」。型抜き加工は、差別化を図り、受け手の心に強く刻み込むための最も直接的な手段のひとつと言えるでしょう。

5-3.コストと効果のバランス

予算には必ず限りがあります。その中で「どの要素に投資すべきか」を明確にすることは、成功への第一歩です。例えば、デザイン制作や印刷物、広告運用などにおいても、全てに均等にお金をかけるのではなく、自分の目的に最も合致する部分へ重点的に配分することが重要です。仮に販促ツールを作る場合、写真のクオリティを高めることで商品の魅力を直感的に伝えられるなら、撮影に予算を割く方が効果的かもしれません。逆に、情報を多く伝えることが目的であれば、レイアウトや文字デザインへの投資が効果を発揮します。

大切なのは費用をかける=良い結果が出る」という単純な考えにとらわれないことです。むしろ「目標達成に直結する部分はどこか?」を見極め、そこに集中投資することで、限られた資金でも最大限の成果を引き出すことができます。つまり、コストと効果のバランスを見極めることは、戦略そのものと言えます。無駄を省き、目的に沿った仕様を選択することで、予算を超える価値を生み出すことが可能になるのです。

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6.Q&A(よくある質問)

Q1.ページ数はどのくらいが適切ですか?

Q1.ページ数はどのくらいが適切ですか?
多くは6〜8P。内容と目的に合わせて選びます。

Q2.表紙は写真とイラストどちらが良い?

企業イメージに合う方を。高級感なら写真、柔らかさならイラスト。

Q3.印刷コストを抑える方法は?

標準サイズ(A4)や三つ折りを選ぶとコスト削減可能。

9.まとめと次のステップ

社案内制作は単なる印刷物の作成ではなく企業の価値を伝え成果を上げる営業戦略であり、内容構成はストーリー設計を意識し、
表紙デザインには「手に取らせる仕掛け」を盛り込み、紙質や加工は目的に応じて最適化し、
当社では企画からデザイン・印刷までを一括対応し最短10日納品・安心の3人体制サポートをご提供しています。

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