おもしろ

2017.01.13

たまにはクラッシックカメラを良いもんです。

今から10年に父の実家で片付けの手伝いをしていた時のことでした
タンスからクラシカルなカメラを発見しました。カメラが趣味でもない父に

尋ねると、昔上司からもらったものだとのこと、もう使わんから
お前にやると言われて、私の所有となりました。

無骨なデザインで歴史を感じるデザインがとても気に入っています。

 

 

カメラの名前はコニカ3といいます。
ネットで調べてみますと。昭和33年に発売された
コニカのカメラで、第二次世界対戦から製造されたコニカのカメラは
頑丈なボディとヘキサノンレンズで魅力的なカメラでした。
コニカ3はセルフコッキング、二重露出帽子などを採用して
これまでのシリーズからさらに人気を高めたモデルでした。
ちなみに当時の値段としては34,900円という価格で発売されましたが
このころの給料が13,000円というころだったので
いかに高級機だったということがわかります。

 

 

また日本で最初のフロントレバー式という、カメラのレンズの
隣にフィルムの巻き上げのレバーがあるという機構を採用しています。
なんで、ちょっとフォルムも独特です。
ファインダーは距離計にもなっていて、黄色と紫の像が合致したときが
ジャストピントになるという代物でした。

また当時としては革命的に露出を簡単にするといわれた

LV(ライトバリュー)というシステムのシャッターが

付いていたのですが、操作面が非常に難しいという
欠点があったそうです。
私も実際に使用していますが未だにその内容は

理解ができていません。

 

絞りやシャッタースピードの操作はレンズの周りに

ダイヤル状に付いており、
今のAVモードやSモードのようにどちらかが連

きるようになっているので
そのあたりは今のカメラとも通じるものがあります。

ふだん仕事ではデジタルカメラを使用している私

ですが、フィルムをセッティングし絞りやピントを自分で

調節してシャッターを切るという一連の動作は、

今ではなくなりつつある写真を撮っているぞ!

という感覚を呼びさましてくれます。
このカメラを提げて撮影していると年齢が上の方からも

よく声をかけられます。
「すごいの使ってるね」と「私が初めて買ってもらったカメラだよ」とか
みなさん懐かしい目でこのカメラを見つめています。
このように当時いかに人気だったのかということが、わかります。
普段デジタルで気楽に撮影できる

昨今、こういうレトロな機械が写真の面白さを
またちがう一味を味あわせてくれる楽しいカメラです。
何枚か作例を上げておきます。ご覧ください。

000034-1000026-1

無料お見積もり・ご相談はこちら

営業時間 8:00~20:00(土・日・祝休み)

メールアドレス

お問い合わせ

お問い合わせはこちら

電話でのお問い合わせ

Copyright © 2017 福岡パンフレット制作.com. ALL RIGHTS RESERVED.